‘FTA影響’、米国の対韓国貿易赤字25%増 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Main/3/all/20130209/52922474/1 韓国車と自動車部品輸入急増
昨年、米国の対韓国貿易収支赤字が大きく増えたことが分かった。
米国商務部が8日(現地時間)発表した'国際貿易統計'によれば、昨年韓国からの輸入は588億8千万ドルで
前年(566億6千100万ドル)より3.9%増えたが、韓国への輸出は423億1千800万ドルで前年(434億1千500万ドル)
より2.5%減少した。これに伴い、昨年韓国に対する貿易赤字は165億6千200万ドルを記録し、前年(132億4千
700万ドル)より25%も増えた。
品目別では、米韓自由貿易協定(FTA)交渉で争点になった自動車および部品部門で172億8千900万ドル
(輸出13億5千800万ドル、輸入186億4千700万ドル)の赤字を出して、前年(141億4千万ドル)より22.2%も増加
した。
逆に電子・宇宙・情報通信(IT)など先端技術分野では10億7千100万ドルの赤字(輸出128億7千900万ドル、
輸入139億5千万ドル)で、前年(62億3千700万ドル)より赤字幅が大幅に減った。
これに対して米国の一部では、昨年3月15日に発効された米韓FTAの内容が韓国に有利だと明らかになった
として、対策を要求する声が出てきている。米国の消費者団体である'パブリック シチズン'は先月発表した声明
で、米韓FTA発効後に米国商品の韓国輸出が傾向的に減少しているとして、"オバマ政府は協定が米国の輸出
と雇用を増やすと約束したが、結果は正反対に現れている"と批判した。
ローン カーク米国貿易代表部(USTR)代表も最近国際貿易委員会(ITC)に対し、米韓FTAが米国中小企業に
及ぼす影響を診断した報告書を作成して提出するよう要請するなど、政府次元でも影響分析に出たと伝えられた。
一方、昨年米国の対中国貿易赤字は前年より6.6%増えた3千150億5千300万ドルで、3千億ドルを越えた。