三星、ベトナムへ2つ目の携帯電話工場建設へ。最大生産基地に 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2013020711181724654 イェンビン工業団地で敷地賃貸契約締結
携帯電話年間1億5000万台生産、イェンポン工業団地より規模大きい
三星電子がベトナムで2つめの携帯電話工場を建設する。ベトナムが三星電子携帯電話事業の最大生産
基地に浮上する展望だ。
三星電子ベトナム法人(SEV)は北部タイグエン省イェンビン工業団地管理業者と、50平方km規模の工場
用地賃貸契約を公式締結したと7日明らかにした。三星電子は同団地へ7億ドルを投資すると発表された。
今回賃貸契約を締結したイェンビン工業団地は、北部パンニン省のイェンポン工業団地よりも敷地が広い。
イェンポン工業団地にある工場では、現在年間約1億5000万台の携帯電話を生産していて、従業員数は2万
4000人だ。三星電子がイェンポンに続きイェンビンへも携帯電話工場を建設して、ベトナムは三星電子の携帯
電話最大の生産基地に浮上することになった。
ベトナムの首都ハノイから北に約100km離れたタイグエン省イェンビン工業団地の用地は、三星電子と協力
企業が使う計画だ。ベトナム政府とタイグエン省政府は、三星電子に法人税減免など相当な恩恵を提供する
計画だ。
三星電子はイェンビン工業団地での7億ドル投資の他に、既存のインンポン工業団地でも2020年まで15億
ドルの追加投資を断行する。現在49ヘクタールある既存のイェンポンの工場用地も、最大60ヘクタールまで
拡張する計画だ。業界では三星電子の追加投資によって、ベトナムで10万の雇用が生じると見ている。
これまで三星電子はベトナム進出に格別の努力を続けてきた。イ・ゴンヒ三星グループ会長は昨年10月に
ベトナム携帯電話生産工場を訪れ、関係者たちを励ますつともにベトナム政府高位関係者たちに会って、
協力を要請していた。