★喫茶居酒屋「昭和」陸佰陸拾陸日目★

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904地球の裏側 ◆/lYVcP7um2
ただいま昭和。卒業式オワタ。
メール入ってた。完璧にオカ板マターですなこれ。とりあえず、スペイン語で書かれたメール
をいい加減に意訳。

生け贄にされたのは、カミナルフユの太陽神祭司の直系子孫。まだ6歳だったそーで。その子の
親が、お守りとして腕にミサンガみたいに付けたのが、太陽神の組紐。紐の組み方で呪物に
なるんだそーで。その子の喉をかき切って、その血を酒に混ぜて、マクンバの儀式に参加した
連中が回し飲んだらしい。
この連中は大半がコロンビア人。もちろん粉屋さんのお洗濯を引き受けている連中。キューバは
その中継地です。儀式は船の上で行われた。船が出たのはエスメラルダスのさらに北、コロンビア
国境至近の村から。キューバは連中の中継地なんで、その関連でキューバ人のマクンバ司祭が来た。
エクアドルは通貨がドルなんで連中には非常に都合が良いのです。

この組紐はお守りとして、子供の安全を守る、というのが建前なんだけれど、本当は子供が持ってる
力を抑える働きがあるんだそーです。ところが子供を殺しちまったもんだから、その霊的な力とやら
が抑えられなくなった。今の太陽神祭司ってのは、チチカカ湖にある太陽神殿の祭司で、近所の集落
のシャーマン。ところがエクアドルにいる太陽神祭司直系ってのは、アタウアルパがクスコから連れて
きた、インカ帝国三大権力者の末裔。(もう一つは月の祭司。女性。こっちも末裔という人が居る。)
というわけで由緒としちゃ、エクアドルに居る方が正統なんですな。でもって、あの大帝国を支えた
宗教の祭司であるわけで、オカ板風に言えば霊力はそれなりに有り、子孫にも引き継がれてる、って事。

そんな家系の人間を生け贄にしちゃったってのは、生け贄としての効果が大きいからだと想像する
けれど、インカと比べたら、キューバ土着民や奴隷として連れてこられた黒人なんてのはごく僅かな
勢力。その呪術的力はインカに及ぶべくも無い。マクンバの儀式をやってる連中なんかに到底抑え
られるような代物じゃなかった。ところがこの霊的な力ってのは、かなり見境が無いらしくて、儀式を
やった連中だけじゃなく、手当たり次第取り憑いちゃうようなもんらしい。なんで、占い師連中は
本物も偽物も、目立つような事をしないようにしてるんだそうです。パロサントを焚くのはこの木の
臭いを嫌うからだそうで、我が家でも先ほど焚きますた。w
儀式をやった連中のうち、2名がすでに亡くなってるみたいです。最悪千単位で人が死ぬかも、とメール
には書いてありますね。