金利引き下げ期待感'徐々に高まる?'、3年国債が基準金利に近づく 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2013/01/03/2013010302107.html 韓国銀行の基準金利引き下げに対する期待感が高まっている?
3日金融投資協会によれば、3年満期国債金利は年2.77%で前日より5bp下落した。5年物金利は年2.91%で
7bp下落したほか、10年物と30年物金利も5bpと7bp落ちて、3.13%と3.3%で取引を終えた。
この日の国債金利下落は、外国人の強い買い傾向の影響が大きかったという分析だ(国債価格上昇、国債
金利下落)。この日国債先物の買収件数は取引時間中に一時2万3197契約まで達し、史上最高値を記録した。
債券市場関係者は“市場参加者が、韓国銀行の基準金利引き下げをまだ確信することが出来ない状況で、
外国人の強い買い傾向に引きずられてやむを得ず引きずられて行く姿だった”と話した。
韓国銀行金融通貨委員会は11日に1月定例会議を開く。財政の崖妥結後も静かだった国債金利がこの日
急落したのは、最近のウォン高傾向と関連が深いという分析だ。一部専門家は当局が‘為替レート防衛’の
ために、基準金利引き下げカードを出すことがあると見通した。債券市場関係者は“金利を下げることになれば
内外金利差が減って、通貨価値が落ちる効果を期待することができる”として、“最近のウォン高傾向が金利
引き下げに対する期待感を高めた”と話した。
韓国銀行が今年の通貨政策に景気を重視している点も、市場参加者の基準金利引き下げに対する期待感を
高めている。韓国銀行は最近今年の通貨信用政策方針を発表して、経済の成長傾向回復を支援することに
重点を置いて運用すると明らかにしている。
しかし主な海外投資銀行(IB)の間では、韓国銀行が今年最初の金融通貨委員会会議で基準金利を凍結する
という展望が優勢なことが分かった。
この日国際金融センターが出した'物価上昇率、今年にもゆるやかな上昇の勢いに終わる展望'という報告書を
見ると、ゴールドマンサックス、BoAメリルリンチ、バークレイズ、HSBCは、韓銀が1月は基準金利を凍結する
可能性が高いと見通した。