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タラバガニ一杯15万ウォン、腹一杯に食べられない 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2012121811010018518 韓露漁業クォーター交渉決裂後輸入急減
ロシア産タラバガニとズワイガニ輸入が円滑でないため、価格が急騰している。タラバガニの卸売価格は1Kg5万
ウォンを大きく上回り、2〜3Kgのタラバガニ一杯を買うには12万〜15万ウォンはゆうにかかる。特にワタリガニ漁は
真冬は一時中断するため、当分カニをふんだんに食べることは難しいものと見られる。
18日鷺梁津(ノリャンジン)水産市場によれば、最近取り引きされたロシア産タラバガニの平均価格は5万6000
ウォンまで上がり、セリ最高額は6万ウォンを更新した。4万ウォン、4万5000ウォンと上がり始め、ついに5万ウォン台
後半まで上がってきた。1ヶ月前の11月中旬まで、ロシア産タラバガニの1Kgあたり平均卸売価格は2万1000ウォン
から2万3000ウォンだった。わずか1ヶ月で2倍以上上がったわけだ。
ズワイガニも同様に価格騰勢を見せている。先月ロシア産ズワイガニの卸売価格は1Kgあたり平均1万5000ウォン
だったが、12月に入ってから1万9000ウォン、2万ウォンと上昇し、最高平均価格は3万2000ウォンまで急騰した。
これは、ロシアとの貿易摩擦によってタラバガニ輸入が円滑でないためだ。鷺梁津水産市場に入荷するタラバ
ガニは先週500kgをやや上回る程度で、平年なら11月末から12月初めの入荷量1000kgと比較すると半分ほどだ。
国内で流通するタラバガニのほとんどをロシア産が占めるが、ロシアの要請により、最近韓国政府は原産地証明
書が添付されているタラバガニだけを入することにした。これに伴い、ロシア近海で不法に水揚げされて日本経由で
入ってきたタラバガニの輸入が不可能になった。
鷺梁津水産市場関係者は"先月末、ロシア水域で操業できる韓国漁船の漁獲量を決める韓露漁業クォーター
交渉が決裂してから、ロシア産タラバガニとズワイガニ物量が半分まで大きく落ちた"と話した。続けて"追加交渉が
妥結すれば物量が再び増えるだろうが、現在としては自信がもてない"と説明した。
ここに年末年始をむかえて、タラバガニとズワイガニを買い求める需要が増加したのも価格急騰の主な要因だ。
業界関係者は"忘年会・新年会でタラバガニとズワイガニの需要は増加しているが、物量確保さえ難しい状況"として、
"冬季はワタリガニ漁ができないので、物量不足現象がもっと深刻になるだろう"と話した。