【崩壊前夜】野田民主党等研究第603弾【最後の晩餐】

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318日出づる処の名無し
第46回衆院選は明日16日、投開票される。自民党が選挙戦を優位に進める中、政界引退後、ほとんど公の場に現れない小泉純一郎元首相(70)が
14日、都内で自民党公認候補の応援演説を行った。衆院選の応援はこの日だけ。「日本はいつもピンチをチャンスに変えてきた」と、久々の小泉節を披露した。
 小泉氏は14日夜、東京6区の自民党公認、越智隆雄氏(48)の総決起集会に姿を見せた。かつて薫陶を受けた福田赳夫元首相の孫に当たる越智氏を「子供のころから知っている衆院選の候補者は、
せがれの進次郎と隆雄さんだけ」とアピール。選挙応援は
すべて断っているが、40年以上の親交を理由に「例外」として要請を引き受け、一夜限りの「小泉節」を復活させた。
 激戦といわれる同区で、民主党の小宮山洋子前厚労相らと戦う越智氏について、小泉氏は「強いといわれる人(小宮山氏)と接戦、ある調査では1歩リードだという。民主党が与党になって、こりゃひどいじゃないか、
民主党への失望もあると思う」と、民主党への逆風を指摘。その上で「それより、あの強い人とここまで競るのは、落選中の努力がすさまじかったからだ」と、持ち上げた。
 小泉氏は、さらに「日本は難しい時代になったが、日本はいつもピンチをチャンスに変えてきた」と、強調。震災復興に触れ、「関東大震災では10万5000人が亡くなったが、今日本は
こうして立ち直った。第2次大戦の後も日本は見事に発展を遂げた」と、日本の底力を強調。エネルギー政策にも言及し「原子力発電はできるだけ、ゼロに近づけなければならない。
環境に優しいエネルギーを開発するチャンスを、天が与えてくれたと思って、困難な道を進まなければならない時代だ。
日本には、目標を掲げればまっしぐらに進んで達成する素晴らしい力がある」と強調した。
 小泉氏は09年の政界引退後、講演などをのぞきほとんど、公の場には現れない。選挙応援は10年参院選以来で、衆院選の応援もこの日が最初で最後。現役時代は「政局の人」といわれたが、
政局絡みの話題はせず、応援に徹した。会場には、立ち見を含めて1000人以上が来場。約15分の小泉節と、
ガンバローのこぶしを突き上げると、小泉氏は足早に会場を後にした。【中山知子】
[2012年12月15日9時13分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20121215-1059980.html