10月カード承認実績増加率また1桁に。'消費萎縮反映' 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/12/17/2012121702353.html デパート・大型割引店減少、スーパー増加
景気低迷によって10月のカード承認実績増加率が、8月に続いて2ヶ月で再び1桁に落ちた。また、消費心理が萎縮
していることからデパートのカード承認額は大きく減少したが、必要なだけ少しずつ買えるスーパーマーケットは増えて
いることが分かった。
18日与信金融協会によれば10月の国内カード承認実績は43兆6000億ウォンで、前年同月比で3兆7000億ウォン(9.2%)
増加した。これは8月に承認実績増加率8.0%を記録して、2009年10月から34ヶ月ぶりに1桁に落ちたのに続いて、2ヶ月
で再び1桁に戻る増加率を見せたのだ。
与信協会関係者は“公課金など非消費支出領域でクレジットカード決済が拡大し、消費者物価の上昇でカードの名目
使用額は増加したが、景気低迷によって増加率は停滞または下落する傾向”と明らかにした。10月にカードで納付された
公課金は1兆8060億ウォンで全カード承認額の4.1%を占めて、前年同月比242%増加した。
デパート業種は閏月で延びた秋の結婚用品需要増大と、スポーツ・アウトドアなどの秋季外出需要、定期セールなど
で前月比で4.3%増加したが、景気低迷による消費萎縮で前年同月比では24.5%減少した。大型割引店でも営業規制の
影響を受けて4.1%減少した。しかし、近所で少量購入する消費傾向が広まっていることかた、スーパーマーケット業種は
18.9%増加した。
また、カード使用比率は生活に密接な業種中心にますます高まっている。一般飲食店、ガソリンスタンド、インターネット
商取引、大型割引店、公課金、国産新車販売、スーパーマーケット、デパート、保険料、薬局の上位10業種が全体承認
実績の50%以上を占めた。また、コンビニエンスストア、タクシー、パン、クリーニングでは、1件あたりの平均決済金額は
2万ウォンに達していないと調査された。与信協会関係者は“カード使用が実生活に必須の消費を中心になされていて、
小額カード決済も幅広く受け入れられている”と話した。
容貌とファッションを重要だと考える人々が増えたことにより、性別に関係なく美容室を利用する現象がカード承認実績
にも現れた。美容室業種は前年同月比36.2%増加したが、理容院業種は86.1%も減少した。
国内カード承認実績は、現金サービス・カードローン・海外信販・企業購買カード実績などを除いた、純粋な国内信販
承認実績で、チェックカード、プリペイドカード利用た実績が含まれる。