>>136 続き
去る9月、SDがLGDを相手にOLED技術侵害禁止仮処分申請をソウル中央地方法院に提起して、LGDもSDを相手にOLED
特許侵害訴訟を起こした。これに対しSDは先月特許無効審判を要請してまた再びLGDに対抗した。最近ではSDがLGDに
対してLCD(液晶表示装置)特許侵害訴訟を追加した事を契機に両社は再び露骨な非難をやりとりした。
◇’外れた縁’は40年前から =
両社のこのような争いは40年余り前に遡る。故イ・ビョンチョル サムスングループ創業者が電子分野の進出を決めて、当時
LG側は姻戚関係であるサムスンが自分たちの主力事業に一歩遅れて飛び込んだ事に大きい背信を感じた。
この時からサムスンとLGの感情的争いは始まったのだ。
以後、両社はささいな部分でも感情対立をしながら互いに牽制した。ある時、金星社(LG)が’技術の象徴’という広告文句を
作ればサムスンが’先端技術の象徴’で受け返して、金星社が再び’最先端技術の象徴’で対応する形だった。
以後、二つの会社は去る1995年、自社の冷蔵庫だけが六角水(化学的構造が6角形リング構造を作る水)を作る事ができる
とし別名’六角水戦争’を行った。
2005年にはサムスン電子が自社の代理店に展示された冷蔵庫外板に3千年に一度咲くという’優曇華(仏教経典に出る想像
の花)’が血統だったと自慢して、LG電子が"清潔問題からできた苔なだけ"と攻撃して’優曇華論争’が広がる事もあった。
TV部門でも両社は互いに粘り強く攻撃した。
特に2年余り前から、当時初めて発売された3DTVを置いて互いに自分達の技術が優秀だと広報して相手方製品を引き降ろした。
これに対しサムスンとLGの両方が相手方の広告が不当だと米国で訴訟を提起し、結局は昨年に両社が該当広告を中断させる
判決を受けた。
(2/3) 続く