【wktk】韓国経済ワクテカスレ 429won【基軸通貨になれないウォンの悲しさ】

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463蟹 ◆M6A1eiUUqQ
[集中企画]貿易1兆ドルの陰。輸出増えても雇用は変わらず 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/12/12/2012121201148.html
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 今年、我が国の貿易額が1兆ドルを越えて貿易規模世界8位に上昇した。しかし政府が主張してきたような、輸出
増加が雇用増加につながる‘落水(トリクルダウン)効果’は微小だった。ほとんどの輸出上位企業は、人材需要が
少ない装置産業に属するためだ。一般国民には貿易1兆ドルという意味が実感されない理由でもある。このために
政府が輸出企業に対して一括的に支援するよりも、雇用創出や雇用波及効果が大きい業種と企業を中心に選別的
に支援するべきだという指摘が出ている。

◆精油業界輸出が10兆ウォン増えても、社員増加は200人
 12日朝鮮ビズが、今年‘輸出の塔’を受賞した企業が金融監督院に提出した事業報告書などを分析した結果、輸出
増加が国内雇用拡大につながっていないことが明らかになった。輸出の塔とは、1973年から政府が輸出額1億ドルを
突破した企業を記念するために始まった‘輸出奨励賞’だ。特に明文化された規定はないが、受賞実績によって都市
銀行から金利割引を受けたり、政府政策資金を調達する時に有利になるため、業界間神経戦も広がることもあった。

 今年の場合、精油・化学大企業が輸出1〜3位を一気に占めたが、輸出増加に反して、雇用には変化が見られな
かったり、後退した企業があった。

 今年精油業界で初めて‘250億の塔’を受けたGSカルテックスは、2008年‘150億の塔’を受賞してからの4年間に
100億ドル以上の輸出増加実績を上げた。しかし社員数は2008年の3057人から2011年現在3305人と、248人(8.11%)
増えるのに終わった。SKエネルギーも同様だ。SKエネルギーは企業分割前の2008年‘150億の塔’受賞時の社員数は
5629人だったが、今年第3四半期の社員数は、SKエネルギー、SKルーブリコンチュ、SK総合化学を合わせて6207人と、
輸出が120億以上増えても社員数は578人(10.26%)増加に終わった。

(1/3) つづきます
464蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2012/12/12(水) 13:49:37.77 ID:oZQWAlWq
>>463 つづきです

 輸出額が増えても、契約社員だけが増えて雇用状況がさらに悪化した所もある。今年‘200億の塔’賞を受けたS-Oil
の場合、100億の塔を受賞した2008年に比べて輸出額は2倍以上増えたが、2418人だった社員数は今年第3四半期の
時点で208人(8.60%)増えた2626人に過ぎなかった。契約社員は2010年の38人から、翌年131人、今年151人に増えたが、
正規職は同じ期間に2513人から2475人へ38人減った。

 今年‘80億の塔’で輸出6位に入った現代オイルバンクは、‘30億の塔’を受賞した2008年と比較すると、社員数は
2012年の1802人から1677人へと125人(6.93%)増加に終わった。

 通常、精油産業が大規模装置産業である特性のために、雇用は大きく増えないという。これは輸出が増えれば雇用が
増えるとしていた政府の主張とはへだたりが大きい。

 対外経済政策研究員(KIEP)は先月、国内輸出産業の雇用誘発係数が2009年基準として14.4だと明らかにした。輸出が
100万ドル増えれば雇用が14.4人増加するという言葉だ。国内企業の輸出が100億ドル増えれば、14万4000人が仕事を
持つようになる。しかし4年間で輸出額が100億ドルほど増えたGSカルテックスとSKイノベーション(120億ドル)の場合、
雇用増加はそれぞれ248人と578人に終わった。

◆労働集約度が高い自動車でも輸出増雇用減
 現代自動車と起亜自動車は、今年それぞれ‘200億の塔’と‘150億の塔’を受賞した。現代車の場合、2006年‘150億
の塔’を受賞してから6年で50億ドル以上輸出が増加した。KEIP雇用誘発係数によれば、理論上7万2000(50億ドル基準)
の雇用が増えなければならない。しかしこの期間の社員数は5万4711人から5万9589人へ4878人(8.91%)増にとどまり、
このうち1491人は契約職だ。今年2月大法院(訳注 最高裁に相当)が“社内下請け制度が不法派遣に該当する”と判決
したことから、社内下請けを契約職で切り替えた結果だ。しかし給与は大きく増えた。現代車の社員1人あたり平均賃金は
5700万ウォン(2006年)から8900万ウォン(2011年)へ、6年間で3200万ウォン(56.14%)引き上げられた。

 起亜車は輸出増と同時に雇用を減らした。2005年‘100億の塔’受賞時の社員数3万2745人から、‘150億の塔’を受けた
今年第3四半期の3万2690人へ55人(0.16%)減った。起亜車は2005年の1人あたり年平均賃金は5200万ウォンから、昨年
8400万ウォンへ3200万ウォン(61.53%)増えた。

(2/3) つづきます
465蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2012/12/12(水) 13:51:05.99 ID:oZQWAlWq
>>463,464 つづきです

◆輸出の雇用誘発、10年間で半分に。“雇用ための好循環構造を考える時”
 輸出が増えるほど雇用が減ったり停滞する現象も、10年間で激しくなった。KIEP調査によれば輸出の雇用誘発係数は
外国為替危機当時の1998年29.4から、1999年31.9を最高にして、2009年は14.4に落ちた。

 チョン・ソンイン弘益(ホンイク)大教授(経済学)は、“もう輸出が増えると雇用が増加する経済構造ではない”として、
“完成品メーカーに対する支援戦略の代わりに、実際の雇用に役に立つ輸出中小・中堅企業を発掘、支援する方向に
輸出政策を変えなければならない”と話した。政府が大企業を促して、貿易1兆ドルから2兆ドル時代を作ることに汲々と
するのではなく、雇用効果が高い企業から支援しなければならないという話だ。

 チャン・ユンジョン産業研究院成長動力産業研究センター所長は、“企業が輸出で稼いだお金を研究・開発(R&D)へ、
また、それが製品生産と実質的雇用創出に役立つ国内設備投資につながって、雇用拡大を誘導しなければならない”
として、“政府は輸出で稼いだお金が投資と雇用につながる、好循環関係が構築されるように政策を進めなければなら
ない”と話した。

 また、イ・ジョンウク韓国銀行調査局チーム長は、“単純な既存製品の設備を増やす投資は、設備自動化によって
雇用に大きな影響を与えにくい”として、“政府が新分野で新しい成長動力を発掘して、今までにない市場を切り開いて
雇用需要を増やさなければならない”と話した。

(3/3) 以上です