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続く造船企業の実績悪化、減員も 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20121201/51234156/1 造船企業の実績が、第4四半期も大きく改善されないものと見られる。証券専門家は造船業界が来年も業況不振に
ともなう沈滞のドロ沼から、抜け出すことができないと展望した。
◇一年間受注不振、第4四半期実績も'暗鬱'
1日金融監督院電子公示システムによれば、現代重工業は今年1〜10月の受注額が172億6千800万ドルで、前年
同期より24.8%減った。部門別では、プラントと建設装備を除いた、海洋、造船、エンジン機械、電機電子の受注実績が
全て急減した。
'世界1位造船企業'と評価される現代重工業は、今年受注不振が続いて、組織規模まで縮小している。最近希望退職
プログラムを実施したのに続き、今月末の役員人事では役員数を10%程度削減する予定だ。
現代重工業、三星重工業と共に業界'ビッグ3'である大宇造船海洋も、最近公示した投資説明書で"今年に入って
10月末までの世界新造船受注量は1千682万CGT(船舶トンに付加価値と作業難易度を計上した単位)で、前年同期比
43.4%急減した"として、業界状況の悪化を説明した。
大宇造船海洋は、"今年目標にした受注実績は十分に達成するが、受注から建造まで2年以上かかる作業特性上、
収益性は多少落ちることになる"と明らかにした。
韓国投資証券は、国内造船企業の今年受注目標達成率が、三星重工業72.5%、大宇造船海洋95.7%、現代重工業
(造船部門)48.4%、現代尾浦造船60.6%に終わると見通した。
業界状況沈滞が続き、第4四半期実績も明るくない。金融情報業者エフエヌガイドによれば、証券会社が展望した
大宇造船海洋の第4四半期売り上げ展望値は平均3兆5千50億ウォンで、昨年同期より4.07%減少している。営業利益は
1千620億ウォンで昨年より64.6%増加するが、前期よりは6.7%減少すると展望された。
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三星重工業の第4四半期売上額は、昨年同期比では11.7%増加するが前期比では9.05%減少すると展望された。第4
四半期営業利益も昨年同期よりは33.6%増えるが、前期比では19.3%減少すると予想された。
現代重工業は第4四半期営業利益と売上が、昨年同期よりそれぞれ2.6%、31.1%減少する展望だ。現代尾浦造船も
売上(-1.4%)と営業利益(-38.4%)の両方で減ると予測された。
◇造船業目標株価の引き下げ続出
実績に対する不安感が続き、証券会社は造船業の目標株価を下方修正した。
エフエヌガイドによれば、証券会社が提示した大宇造船海洋目標株価は平均3万2千513ウォンで、年初(3万6千266
ウォン)より10.4%落ちた。現代重工業(-27.6%)、現代尾浦造船(-9.1%)、STX造船海洋(-68.3%)の目標株価も、年初より
大きく下落した。
今年、相対的に最も優れた実績を見せた三星重工業だけが、目標株価を15.85%上方修正された。全体では目標
株価は年初比平均19.9%下がっている。
現代証券は最近発表した来年造船業界展望で、"2014年まで造船企業の自己資本利益率(ROE)は、今年より低くなる
可能性が高い"と明らかにした。イ・サンファ研究員は"今年受注が減って規模の成長展望が不透明なうえに、すでに
受注した船舶の船価も低い水準なので、収益性改善が容易ではない"と説明した。
韓国投資証券パク・ミン研究員は、"現在は造船企業の株価を引き上げる触媒剤が不足する"と話した。彼は"一部
企業での実績展望値が過度に高く形成されている点も、今後造船株の流れに否定的に作用するだろう"と明らかにした。
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