政府"韓国ウォン高は行き過ぎ、先物為替ポジション限度調整検討"(総合) 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2012112210115482436 政府はウォン高を座視しないとして、公開介入に出た。資本流入速度調節のために、早ければ来週にも先物為替
ポジション限度調整計画を入れた、資本輸出入規制対策を出す。
企画財政部チェ・ジョング次官補は22日緊急記者会見を開き、"最近の外国為替市場の動きは過度だと考える"と
して、"先進国の量的緩和による資本流入と経常収支黒字を考慮しても、このごろウォン高は行き過ぎだ"と話した。
チェ次官補は"このような期待感から、輸出業者が決済を先送りする'リーディング(Leading)アンド レギン(Lagging)'
現象が現れて、一部ディーラーがこれを煽っていると把握している"として、異例なことに市場状況を直接取り上げ
論じた。
チェ次官補は"主要通貨で、韓国ウォンの切上げ速度が最も速いグループに入る"とした。21日のソウル外国為替
市場では、1ドル1083.2ウォンで取り引きを終えた。パク・ジェワン長官の口頭介入で前日より1ウォン安くなったが、
5月25日の年内最安値(1185.5ウォン)と比較すると、わずか半年でウォン・ドル為替レートは10%近くウォン高となった。
チェ次官補は"同じ期間に日本円は切り下げされ、切上げされた他国の通貨と韓国ウォンを比較しても、これらの
切上げ幅は半分以下であった"として、"2009年にもウォン切下げ速度が速かった時があるが、当時は世界金融危機
の影響が出始める直前の非正常的な状況だった"と説明した。
彼は"このような点を考慮すれば、積極的な対応が必要な時期だ"として、"政府は与えられた役割を遂行する準備が
できている"と強調した。チェ次官補は"資本流入速度を調節する"として、"一番最初に先物為替ポジション限度調整を
考えることができる"とした。引き続き"韓国銀行と金融監督院の銀行圏共同検査結果を見て、来週中にも結論を出す
つもり"と付け加えた。