来年に主要グループが返さなければならない借金はいくら? 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2012111610530832968 主なグループが発行している会社債のうち、来年に満期を迎える規模が最も大きいのはSKであることが分かった。
現代車、LG、斗山(トゥサン)が続いた。
17日KIS債権評価によれば、来年満期を迎える会社債は総額45兆5033億ウォンで、今年(45兆7154億ウォン)に比べ
2121億ウォン減った。
グループ別(金融企業除く)では、SKが4兆3007億ウォンで最も多かった。次いで現代車(2兆1550億ウォン)、LG(1兆
8300億ウォン)、斗山(1兆4696億ウォン)、韓進(ハンジン)(1兆4200億ウォン)、STX (1兆2800億ウォン)、韓火(ハンファ)
(1兆2000億ウォン)、三星(1兆1100億ウォン)、ロッテ(9706億ウォン)、ポスコ(9300億ウォン)が10位までに挙がった。
10位以下の主なグループでは、今年突然不渡りを申請した熊津(ウンジン)グループ(2800億ウォン)がある。しかし
法廷管理状態の熊津ホールディングスの会社債が2300億ウォンと大半を占めていて、満期償還は不透明な状況だ。
このほか、太陽光業界の不況で苦しんでいるOCI (500億ウォン)が28位に入った。
特に上位圏グループ会社債の満期が来年上半期に集中していて、各グループごとの資金運営に関心が集まる。
現代車は来年1月に4800億ウォン、LGは1月と3月に、それぞれ3000億ウォンと3400億ウォンの会社債満期を迎える。
SKは6月に4600億ウォン、STXは5月に5000億ウォン満期が到来する。
今年は債権低金利基調が続いたため、各企業が先を争って会社債を発行し、満期が到来した会社債を償還した。
以前に高金利で発行した会社債を低金利会社債で償還して利子費用を減らす、いわゆる'金利乗り換え'戦略だ。
証券業界では来年も債権低金利が続く場合、各グループがもう一度金利乗り換えに出ると見ている。今年3月から
11月現在まで、債権金利は下落傾向を維持している。指標となる国債3年物金利は月平均基準で先月2.78%を記録し、
前月(2.81%)に比べて0.03%ポイント落ちた。
ユン・ウォンテSK証券研究員は"今年債権金利が歴史的底点を更新し、大企業が会社債を大規模に発行して既存
会社債を償還した"として、"来年も低金利が維持されるならば、満期到来会社債を新規会社債で償還する姿が続く
だろう"と見通した。