資産運用会社の10社に4社は赤字 【アジア経済 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20121115/50862110/1 今年上半期(4〜9月)に、資産運用会社の10社に4社の割合で赤字を記録していたことが分かった。全資産運用会社の
営業利益は1年前に比べて8%減った。運用報酬収益と固有財産運用収益の両方が減少したためだ。
15日金融監督院は、82社ある資産運用会社の上半期営業利益は総2324億ウォンで、前年比202億ウォン減少したと
明らかにした。株式型ファンド受託高が減ったことで運用報酬など手数料収益が4.5%(327億ウォン)減少したほか、証券
評価処分収益など固有財産運用収益が21.6%(159億ウォン)減ったためだ。
ただし第2四半期(7〜9月)の営業利益は1280億ウォンで、第1四半期(4〜6月)より22.6%増加して、最近は営業環境が
多少改善されたことが分かった。
当期純利益は2048億ウォンで15.3%(271億ウォン)増加した。しかし、これは未来アセット資産運用が社屋を売却して
得た有形資産処分利益577億ウォンが含まれたもので、これを除くと昨年同期より17.2%減少していることになる。
9月末現在のファンド純資産額(NAV)は304兆1000億ウォンで、1年前に比べて6.8%(19兆4000億ウォン)増加した。株式
型ファンドは減ったが、派生型ファンドとマネーマーケットファンド(MMF)が、それぞれ9兆9000億ウォンと9兆2000億ウォン
増えたおかげだ。
会社別では、未来アセットが社屋売却利益を含め総720億ウォンの当期純利益を記録し、韓国(200億ウォン)、三星
(181億ウォン)、新韓BNPパリバ(165億ウォン)、KB(143億ウォン)が続いた。これら5社の純利益が、全資産運用会社
純利益の68.8%を占めた。
当期純損失を記録した運用会社は国内23社、外国系10社の33社で、全体の40.2%に達した。ドイツが最も多い38億
8000万ウォンの当期純損失を記録し、アセットプラス(29億7000万ウォン)、フランクリンテンプルトン(22億4000万ウォン)
でも当期純損失が20億ウォンを越えた。
実績不振などで資本蚕食に陥った運用会社も、全体の40%である33社に達した。国内25社と外国系8社が資本蚕食
状態だ。資本蚕食とは自己資本(資本総計)が赤字などに減り、資本金に達し得ないことをいう。
>>357 おきになさらず