“肉類消費急減、小売り精肉店に最も影響” 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20121114/50833358/1 家庭消費3年間で10.3%減、精肉店シェア下がる
最近家庭で肉類消費が大幅に減っていて、これによって大型マートや大型スーパーなどに比べて小売り精肉店が
大きな打撃を受けていることが分かった。
14日ハリムグループの総合畜産食品会社パムスコのユ・ヨンチョル生鮮食品事業本部長が、韓国肉類流通輸出入
協会セミナーで発表した'豚肉消費トレンドと示唆する点'資料によれば、飲食店を除いた一般家庭の精肉購入量は
3年間で10.3%減少した。
2009年第4四半期から2010年第3四半期に53万700tを記録していた購入量は、2010年第4四半期から2011年第3四
半期は51万3千tに減り、2011年第4四半期から今年第3四半期47万6千tまで落ちた。
流通チャネルでは、小売り精肉店と旧来市場の不振が目立った。オフライン市場で精肉店が占める率は、32.5%から
3年間で30.8%へ1.7%ポイント落ちた。旧来市場での購入率も6.3%から5.3%に1%ポイント減った。
しかしスーパーマーケットでは、28.7%から31.6%に2.9%ポイントシェアを高めた。一般スーパーでは精肉を販売してい
ないが、企業型スーパーマーケット(SSM)をはじめとする大型スーパーでは、食肉売り場がある。大型マートでの購入
率は26.0%から26.5%に小幅増えた。
業界のある関係者は"小売店へ立ち寄らず、大型マートやSSMなどで一度に買い物を終える傾向が広がっている"
として、"精肉店が苦戦するほかはない状況"と分析した。
オンラインによる購入率は1.3%から3年で1.8%に増えたが、まだ全体の2%を越えておらず僅かな水準に留まった。
肉の種類別では、豚肉が27万1千tから23万8千tへ12.3%減ったと集計された。牛肉は12万4千tから12万3千tへ1.1%
減少し、鶏肉は13万4千tから11万5千tへ14.4%も落ちた。
ユ本部長は"景気低迷によって、すべての種類の肉消費が急激に減っている状況"として、"消費者年齢帯別トレンド
研究等いよって、攻撃的販促活動を行う必要がある"と強調した。