三星が猛反撃開始、アップル担当役員も電撃解任 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/11/12/2012111202635.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201211/12/2012111202409_0.jpg AP価格引き上げに続く強硬姿勢
事実上アップルとの全面戦争宣言、アップルの単価引き下げ圧力に対応不十分だったとし問責人事
半導体部門トップが直接乗り出して三星揺さぶりに反撃
アイフォン5核心チップ値上げには特許戦で優位を占めようとする意図も
三星電子がアップルを相手に、スマートフォン最高核心部品であるAP価格を電撃的に引き上げたのに続き、今まで
アップルに対するマーケティング・営業を総括していた最高位役員を電撃職務解任した。三星がAPだけでなくメモリー
半導体までアップルと鋭く対立し始めているため、今後二社間の競争はさらに一層激しくなる展望だ。
◇三星、アップル担当副社長降格
12日三星電子によれば、同社は最近メモリー事業部戦略マーケティングチーム長だった、ホン・ワンフン副社長を戦略
マーケティングチーム長へ降格し、広報部門であるGMO(グローバルマーケティング室)へ辞令を出した。今回の人事は
三星電子の公式人事が1ヶ月以上先だという点や、ホン副社長が2007年からメモリーマーケティングチーム長や米国
半導体法人長などを経てアップルを担当してきた、同社の代表的アップル取引通であったという点から見ても、最近の
アップルとの取り引きに対する強い問責性人事と解釈される。
アップルは三星との世界的な特許訴訟が本格化した今年から、NANDフラッシュなど三星からの半導体購入を一方的
に減らしたり、過度な単価引き下げを要求して三星を圧迫してきた。三星首脳部はこの過程で、該当事業部がアップルに
強硬な対応をできないまま、言いなりになっていると指摘をしていたことが分かった。三星電子は後任の戦略マーケティン
グチーム長を選任しないまま、チョン・ドンス社長(メモリー事業部長)が直接該当業務を指揮するように指示した。
業界では、三星がAP値上げに続きメモリー事業でもアップルと対立することにより、事実上アップルとの全面戦争を
宣言したと解釈している。二社はこれまで特許訴訟戦を行ってはいても、部品側ではある程度協力関係を維持してきた。
三星電子は"今回の人事は企業マーケティング最高専門家であるホン副社長を、グローバル マーケティング力強化の
ためにGMOに配置したもの"と明らかにしている。
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