ズワイガニ・タコの内蔵から基準値の14.7倍のカドミウム検出
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=102&oid=001&aid=0005917288 釜山環境連合調査結果…対策至急
(釜山=聯合ニュース)チャ・クンホ記者=ズワイガニとタコの内蔵から、人体に有害な重金属のカドミウムが、基準値より最高14.7倍以上検
出されたという環境団体調査結果が出た。
釜山環境運動連合付設環境と自治研究所が、釜山市内の従来市場と大型マートに流通する水産物・魚介類の重金属汚染実態を調査し
た結果"イタイイタイ病を誘発すると知られているカドミウムが、基準値より最高14.7倍以上検出された"と6日明らかにした。
このような結果は、環境と自治研究所が安東大環境危害研究室と共に、8月1日〜10月31日に実施した調査から出てきた。
研究所側は全6個の水産物、44個のサンプルを調査した結果、カドミウムと水銀が一部水産物で基準値を大きく超過したことが明らかにな
ったと説明した。
特にズワイガニとタコの内蔵からは、基準値を大きく超過したカドミウムが検出された。
ズワイガニは、3個のサンプルのうち3個全てから基準値を最高4.55倍以上超過したカドミウムが出てきた。タコは、サンプル5個のうち5個
からすべてカドミウムが基準値の最大14.7倍を超過して検出された。
しかし、これら水産物の赤身肉のカドミウム含有量は基準値以内であった。
ズワイガニ、タコの内蔵を別に分析した理由は、市民が普通の水産物は内蔵を捨てるが、ズワイガニの内蔵とタコ墨汁などは楽しんで混
ぜて食べ、摂取するためだと研究所は説明した。
魚類の場合にも、水銀含有量を分析した結果、マグロは4個のサンプルのうち1個のサンプルから、鮫は3個のサンプルのうち2個のサンプ
ルから基準値を超過した水銀が検出された。
研究所は"2009年以降4年間実施した水産物・魚介類重金属実態調査で、一部の水産物から一貫して特定有害重金属が基準値を越えた
ことが分かった"として"水産物安全ガイドラインなど、市民が水産物を安全に摂取できる対策が緊急だ"と話した。