キム・チュンス“量的緩和を恨むのではなく、政策共同歩調が重要” 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20121031/50527466/1 キム・チュンス韓国銀行総裁が、先進国の量的緩和を恨むよりも、国際的な政策共助に努力しなければならないと
強調した。
キム総裁は31日、韓銀本館で開かれた'経済動向懇談会'で、"(世界経済危機を我が国のような国家が)国内問題を
処理できるように行動するのも適切でない"として、"それでも人を恨んで'こんなことをするな'と言っても、その人が私
たちに何かをしてくれることはない"と話した。
引き続き"(先進国に) '量的緩和に問題がある'と言ったところで、(先進国が) 'そうだ、お前らのためではない"と言う
だろうとして、"結局情報を共有する(国際)政策共助が重要だ"と話した。
キム総裁のこのような発言は、最近米国とヨーロッパなどの量的緩和措置が、わが国の経済に否定的な影響を
及ぼす恐れがあるが、国際共助によって解決しなければならないという点を強調したと見られる。
先進国で緩和された流動性が新興国を出たり入ったりして、証券市場や為替レートなど金融市場を不安定にさせる
可能性がある。このためわが政府は来月4日に開かれる主要20ヶ国(G20)財務長官・中央銀行総裁会議で、先進国の
量的緩和の政策影響と対応を深層的に研究しようと提案する予定だ。
キム総裁は"すべての経済が連携しているため、どこまでが自己責任で、どこからが他人の責任であるのか分かり
にくい"として、"米国やヨーロッパぐらいであれば、'私の責任だ'として量的緩和が可能だ"と説明した。
彼は来月2日から7日まで、国際決済銀行(BIS)総裁会議とG20財務長官・総裁会の参加のためにメキシコに行くとし、
"今回も(先進国と新興国で)誰が上手に説得を出来るかが問われる会合だろう"と話した。
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