トヨタが全世界R&D支出1位、三星6位 【アジア経済 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20121031/50521293/1 昨年、トヨタが世界で最も多い研究開発費を支出した企業だったと明らかになった。三星は研究開発費支出で6位
だった。
英国週間エコノミストは30日(現地時間)、コンサルティング会社ヴーズアンドカンパニーが2011年の研究開発費投資
上位1000企業を分析した報告書を引用して、このように報道した。
トヨタは研究開発費用で99億ドルを支出した。2010年に比べると16.5%も増やしていて、堂々と研究開発投資1位企業
に上がった。トヨタに次いで、スイスの製薬会社ノバティスが2位を占めた。 2010年に1,2位を獲得した製薬会社ロッシュと
ファイザーは、それぞれ3位と4位に下がった。
韓国企業では三星が90億ドルを支出して、5位にランクされたマイクロソフトに続く6位を記録した。
分野別では、コンピュータ・電子工学に最も多い投資がなされていることが明らかになった。全研究開発費のうちコン
ピュータ電子工学分野は28%を占めた。スマートフォンとタブレットPCで競争が激しくなり、技術投資費用も増加したと
エコノミスト紙は分析した。
医療サービスと自動車産業が、それぞれ21%と16%で続いた。自動車分野は供給過剰による沈滞にもかかわらず、
前年に比べ研究開発費は15%増加した。親環境自動車生産のための投資と、若者の好みに合わせた新製品開発が
影響を及ぼしたと分析された。
医療サービス分野は2010年に比べて0.3%ポイント落ちたが、全投資額は12.2%増えたことが分かった。新薬開発の
ために製薬会社が費用を維持していると見られる。
地域別では中国・インドの増加傾向が圧倒的だった。中国・インドでの研究開発費投資は2010年に比べて27.2%増えた。
北米の9.7%や、ヨーロッパ(5.4%)、日本(2.4%)を大きく上回った。
しかし、研究開発費投資額と評価には分かれた。アップルは研究開発費用24億ドルだけの支出で、投資順位では
53位に終わったが、今回の報告書で最も革新的な企業に挙げられた。支出規模26位のグーグルは2位で、投資順位
86位の3Mが3位を獲得する気炎を吐いた。投資順位6位の三星は4位になり、投資以上の効果を得ているという評価だ。