大金をつぎ込んで、傷だけ残った通信補助金大乱 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New2/3/01/20120924/49624215/1 今月8〜14日の番号移動'史上最大'、加入者数は'変化僅少'
今月の初めにSKテレコム、KT、LGユープラス(U+)の移動通信3社が行った'補助金大乱'は、内容が薄い'肉の削り
あい'だったことがわかった。
24日通信業界によれば、深刻な補助金競争が起きた8日から1週間の番号ポータビリティ総68万6千985件で、番号
移動制度が始まってから史上最高になった。2月の1ヶ月間の番号移動(73万7千122件)に近い実績を、1週間で達成
したのだ。流入と流出を合わせた事業者ごとの番号移動件数は、SKテレコムが30万5千93件で最も多く、KTが20万
2千282件、LGユープラスが17万8千800件だ。
しかし事業者の番号移動加入者実績はほとんど差がなく、SKテレコムが4千90人、KTが2万7千453人の順で、LG
ユープラスは3万1千543人純増した。今年に入ってKTは、8月を除いて毎月番号移動で加入者数を減らしていて、LG
ユープラスは毎月3社で最も多い加入者をかき集めた。SKテレコムは加入者が小幅の増減を繰り返してほぼ現状を
維持する姿を見せた。KTは今回の補助金大乱を主導したとされているが、最も大きい打撃を受けたわけだ。
このような結果から見ると、3社は補助金をつぎ込んだことによる効果はおろか、マーケティング費出血による実績悪化
を心配しなければならない状態にあると分析される。この過程で3社は、3世代(3G)加入者をLTE加入者に切り替えさせる
効果を上げたが、移動通信会社の過度な加入者誘致で番号移動コンピュータ・ネットワークに過負荷がかかり、相当数
の消費者が、新しい携帯電話を買っても数日間開通しない被害を受けた。
また補助金が上がる前に携帯電話を買ったため、損害をこうむった消費者も続出した。今月の初め60万〜70万ウォン
台だったギャラクシーS3の販売価格は、わずか数日間に20万ウォン以下に急落した。
放送通信委員会が最近補助金大乱の指導に乗り出したことで、番号移動件数は正常な水準に戻ったが、補助金競争
は近く再燃する恐れがあるという観測も出てくる。ギャラクシーノート、オプティマスG、ベガR3、アイフォン5など、新型
スマートフォンが大挙して発売を控えていて、移動通信会社間の競争が触発されれば、再び補助金水準を上げる可能
性があるということだ。
通信業界関係者は"補助金大乱が明確に予想されるだけに、放送通信委員会が短期現場調査で終わらせず、後続
対策までたてなければならないだろう"と話した。