今年8月の人口移動が26年間で最低に、'住宅売買急減で' 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/09/25/2012092501878.html 住宅売買が急減したために、夏の人口移動が26年間で最低値に落ちた。
統計庁が25日発表した'2012年8月国内人口移動'によれば、移動者数は昨年同期より17%(12万人)減少した58万人と
集計された。毎年8月を基準として見た場合、今年は62万9000人を記録した1987年8月以来最も少なかった。
学生の夏休みにかかる8月は、始業を控えた2月と共に人口移動が目立つ月になる。統計庁関係者は"人口移動は
交通、通信の発達で年を経るごとに着実に減少する傾向ではあるが、先月は住宅市場不振の影響で減少幅が顕著
だった"と話した。国土海洋部によれば、8月の住宅売買取引量は前月より15.7%減少した4万7900件だった。2009〜
2011年の8月平均(6万8373件)と比較すると30%も少ない。
前年同期と比較した人口移動は、今年3月から8月まで6ヶ月連続で減少傾向を見せた。昨年10月から12月まで3ヶ月
連続で減ったのが最長だったが、今年は2月を除いてずっと減少傾向を見せている。これは昨年まで取得税減免恩恵が
適用されていたことに伴うものと見られると、統計庁関係者は説明した。
市・道ごとの純移動(転入人口-転出人口)を見ると、純流入は京畿(キョンギ)(7775人)が最も多く、世宗(セジョン)
(3464人)、仁川(インチョン)(2937人)が続いた。純流出は、ソウル(-9926人)、釜山(プサン)(-1656人)、大田(テジョン)
(-1134人)の順だった。
総人口対移動人口の比率である純移動率は世宗(3.27%)が最も高く、仁川(0.10%)と京畿(0.07%)が続いた。ソウル
(-0.09%)、大田(テジョン)(-0.08%)、全南(チョンナム)(-0.05%)は純流出を見せた。