"10万ウォン台ギャラクシーS3を逃すな"販売代理店暴走 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/09/11/2012091101409.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201209/11/2012091101270_0.jpg 17万ウォンギャラクシーS3大乱の余波が続いている。9日から10日までオンライン携帯電話販売店と通信社代理店には、
17万ウォンギャラクシーS3を買うための人々が列をなした。ロングタームエボリューション(LTE)加入者競争を繰り広げて
いる通信3社が、ギャラクシーS3による番号移動顧客を誘致するために、途方もない規模の支援金を投じたためだ。
定価が99万ウォンのギャラクシーS3はこの2日間に、3ヶ月間LTE-62料金制を維持する条件で、分割払い総額17万
ウォンで購入することができた。分割払い総額は携帯電話を購入した人が実際に負担することになる金額だ。分割払い
総額17万ウォンを24ヶ月で割ると、1ヶ月あたり7000ウォンほどになる。
通信業界では2日間に記録した番号移動規模は、史上最大水準だと見ている。あるオンライン携帯電話販売店関係
者は“2日間に消化した開通件数は史上最大水準だった。このため普段に比べて携帯電話配送と開通に多くの時間が
かかり、まだ作業を終わらせることができなかった”と話した。代理店と販売店にも多くの人が集まった。ソウル武橋洞
(ムギョドン)のある携帯電話代理店は、退勤時間が重なった10日夕方に数十人の人が一度に集まって、相談を受ける
ためだけに一時間以上待つ場合もあった。この代理店関係者は“普段は相談だけ受けてそのまま帰る場合が大部分
なのに、昨日はギャラクシーS3が17万ウォンであることを確認した人々のほとんどが開通まで望んだ”と話した。
2日間のギャラクシーS3大乱が終わったが、業界ではまだ余震が続くと見ている。放送通信委員会が10日、通信3社
マーケティング担当役員を呼んで警告したことで支援金は減ったが、効果がどれくらい続くかは未知数という観測だ。
通信業界関係者は“LTE加入者拡大に忙しいKTならば、いつでも補助金競争を再開できると見られる。ある通信社が
競争を始めれば、残りの通信社は無条件について行くほかはない構造”と話した。
代理店が自主的に競争に燃料を入れて火をつける場合もある。通信社は代理店が加入者を募集すれば成果給形式
のリベートを与えるが、代理店はリベートを加入者誘致のための補助金として使うことができるためだ。通信業界関係
者は、“この頃のように加入者誘致競争が激しい時には代理店が実績を積むために、自分たちが手にするリベートを
あきらめて、補助金を増やす場合が多い”と話した。
放送通信委員会は、ひとまず今週まで通信社の補助金支給現況を見守り、現場調査の実施を決める計画だ。放送
通信委員会は昨年9月も、補助金を過剰支給した通信3社に137億ウォンの課徴金を賦課している。2010年に改正された
電気通信事業法では、補助金基準を三回違反した通信社に対し、最大3ヶ月まで新規加入者募集を停止させることが
できる。現在までに通信3社は全て補助金基準を2回違反している。