三星グループの'ブラック・マンデー'、時価総額15兆蒸発 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/08/27/2012082701622.html 三星電子が米国でのアップルとの特許侵害訴訟で敗訴が濃厚になり、三星電子と三星グループ各社の株価が次々
下落した。一日で三星電子と三星グループの時価総額は15兆ウォン以上消えた。
27日サムスン電子株は9万5000ウォン(7.45%)下落した118万ウォンで取引を終えた。国内証券市場で時価総額が
最も高い三星電子の時価総額は、この日一日で187兆ウォンから173兆ウォンへ14兆ウォン減った。三星電子の株価
が大幅に落ちたことで、この日有価証券市場で電機電子(IT)業種指数は5%以上下がった。
三星電子優先株と三星グループ各社の株価も続々下落した。三星電子優先株は7.17%下がった69万9000ウォンで
取引を終えた。三星電子優先株の時価総額は一日で1兆2000億ウォン減り、時価総額順位は10位以下に落ちた。
グループ各社のうち、IT分野の株価が大幅に落ちた。時価総額上位大型株(1〜100位)のうち、三星電気は6.40%、三星
テックウィンは2.07%、三星SDIは1.74%下落した。このほか三星物産が1.15%、三星重工業と第一毛織も小幅下落した。
韓国取引所の集計によると、この日三星電子を含む三星グループ上場17社の時価総額(優先株含む)は、15兆2000億
ウォン減った。17社のうち9社で株価が下落した。
金融投資業界では、三星電子がアップルとの訴訟で完敗すれば、当分株価下落は避けられないと予想した。三星
グループ株ファンドを運用する韓国投資信託運用関係者は、“ただし米国以外の地域ではこのようにアップルに一方
的に有利な結果が出ておらず、米国訴訟結果が三星電子の実績に及ぼす影響もそんなに大きくない”と話した。