ソウル、アパート競売参加者史上最低 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/Feed_New02/3/0106/20120822/48786794/1 今年応札者平均4.7人、落札価格率77%まで下落
今年のソウルにおけるアパート競売参加者と、落札価格率(鑑定価格比落札価格率)が史上最低値を現わした。
不動産競売専門業者時事オークションは、今年住宅商店複合を含むソウル地域のアパート競売で、平均応札者
数は4.7人に過ぎず、調査を始めた2001年以後最も少なかったと21日明らかにした。2001年の6.4人から、確実に5〜
6人前後で推移していたこの数値は、2009年の8.5人をピークに下落傾向が続いている。
参加者が減ったことで、競売物件に10人以上が集まる比率も今年が最も低かった。2009年には全落札物件のうち
30%以上で10倍以上の競争率を見せたが、今年は10%を少し越えている程度だ。
競争率が低くなったことで、落札価格率も大きく落ちた。2007年には92%まで上昇していたソウル地域アパート平均
落札価格率は、今年は77%に留まって史上最低値を見せた。ソウル陽川区(ヤンチョング)新亭(シンジョン)洞にある
占有面積129.3平米の木洞新市街地アパートは、2009年には鑑定価格12億ウォンの102.2%にあたる12億2580万ウォン
で落札された。しかし今年落札されたアパートは10億7200万ウォンで新オーナーの手に渡った。ハ・ユジョン時事オー
クション研究員は、“安い価格で落札される物件が多く、競売の長所を享受したい実需要者にはかえって投資に適した
時期になり得る”と話した。