2000億ウォンかけた議員会館新館から発ガン物質検出、これで親環境 【東亜日報】
http://news.donga.com/Society/New2/3/03/20120824/48840852/1 建築時は豪華建築として非難
豪華建築という非難を受けてきた国会議員会館新館から、ホルムアルデヒド、総揮発性有機化合物(TVOC)、ラドン
など有害な発ガン物質が多量に検出されたことが分かった。
23日民主統合党ソ・ヨンギョ議員が国会事務局から提出させた資料によれば、7月9日〜8月13日に国会がある環境
技術研究所に依頼して、5月から入居が始まった新館の室内空気質を測定した結果、ホルムアルデヒドが議員室と
訪問者控室、廊下、駐車場、食堂など50ヶ所あまりりで検出された。特に9階A議員室はホルムアルデヒドが基準値
(立方mあたり120μg)を越えた。
TVOCも基準値(立方mあたり500μg)を超過したところが5ヶ所あった。WHO(世界保健機構)の勧告(立方m当たり300
μg)を越える所も32ヶ所あった。9階A議員補佐官室ではTVOCが782μgも検出された。放射性物質であるラドンも基準
値(立方mあたり148Bq)以下ではあるが、多くの場所から検出された。地下1〜2階では工事中の5月に発癌誘発建築
材料である石綿が発見され、これを撤去する企業を選定する手続きが進行している。
ソ議員は“国会事務局は、2000億ウォン以上が必要とされた議員会館新館が豪華建築物という非難を受けるたび、
親環境建築であることを主張していたが、議員室ではシックハウス症候群による苦痛を訴えて病院を訪れている”と
指摘した。