不況で引越しまで減少、37年ぶりに最低 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20120822/48787127/1 http://news.donga.com/IMAGE/2012/08/22/48787123.1.jpg 第2四半期移動は179万人に終わる、不動産低迷と高齢化が影響
不動産景気低迷などの影響で、引越しする人が大きく減っていることが分かった。
21日統計庁の人口移動統計によると、今年上半期(1〜6月)移動人口は391万6381人で、昨年上半期(422万7572人)
より7.3%(31万1191人)減少したことが分かった。
これは1979年(387万9763人)以来最も少ない数値だ。また4年連続して下降が続いている。第2四半期(4〜6月)の
移動人口は179万7670人で、1975年(155万3252人)以来37年ぶりの最少値だ。
国内移動人口は、世界金融危機が拡大する直前の2008年上半期には475万6152人で、金融危機の衝撃が本格化
した2009年上半期には433万1433人と8.9%(42万4719人)減少した。しかし以後は景気が回復したことから2010年には
前年同期比0.3%(1万2484人)減の431万8949人、昨年は前年同期比2.1%(9万1377人)減の422万7572人と、減少傾向は
多少鈍化していたが、今年に入って減少幅が急増したのだ。
統計庁当局者は“人口高齢化や首都圏集中現象緩和などで、過去より人口移動が減る傾向ではあるが、今年の
減少幅は景気の影響を大きく受けたと見られる”と話した。