釜山貯蓄銀パク・ヨンホ会長に懲役12年判決、2審で量刑重く 【東亜日報】
http://news.donga.com/Society/New2/3/03/20120817/48690970/1 1審の懲役7年より5年も
ソウル高裁刑事6部(チョン・ヒョンシク部長判事)は17日、9兆ウォン台の金融不正を犯した容疑で拘束起訴されている
釜山(プサン)貯蓄銀行グループ パク・ヨンホ(62)会長に対する控訴審で、懲役12年を宣告した。2月の1審で懲役7年を
受けたパク会長は、2審で量刑がさらに重くなった。
裁判所は、1審で懲役14年を受けたキム・サン(59)副会長には刑を軽減して懲役10年を宣告した。1審で懲役3年執行
猶予5年が宣告されたアン・アスン(58)専務は懲役3年を受けて法廷拘束された。
裁判所は"預金者のお金を誤って運用したことによって、会社を破産に至らしめたもので、厳重な処罰を免じることは
できない"と明らかにした。裁判所は"パク会長は不法融資に関与していなかったと主張するが、釜山貯蓄銀行グループ
株を22%以上保有した最大株主として、最終承認もなく融資を行ったとは見難い。横領など他の犯行も報告を受けており
知らなかったと見ることはできない"と説明した。
裁判所は続けて"釜山貯蓄銀行グループの特殊目的法人(SPC)を通じてなされた信用供与は、相互貯蓄銀行法違反
にあたらないというキム副会長の主張も受け入れられない"と付け加えた。
パク会長らは、不法融資6兆315億ウォン、粉飾会計3兆353ウォン、違法配当112億ウォンなど、のべ9兆780億ウォン
に達する金融不正を犯した容疑で昨年起訴された。