‘経営悪化’ルノー三星、全社員対象に希望退職 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20120810/48524623/1 営業損失累積により
2000年の会社発足以来初
"簡潔で強い組織として再出発し、再跳躍の踏み台用意"
世界経済危機と内需不振に苦しめられたルノー三星自動車が、希望退職を実施する。
ルノー三星は企業回復対策の一つとして、10日から全社員を対象に希望退職プログラムを施行すると明らかにした。
希望退職申請は来月7日まで受け付け、研究・開発(R&D)とデザイン部門を除いた全社員が対象になる。ルノー三星が
希望退職プログラムを実施するのは、2000年の会社発足以来初めてだ。
希望退職者には退職金と勤続年数により最大24ヶ月分の慰労金が支給される。離職のための専門相談も実施する
予定だ。
ルノー三星は昨年から世界景気低迷と内需販売不振が重なって、営業損失が累積してきた。今年上半期の国内
販売と海外輸出実績は、昨年同期に比べて32.8%減少した8万3千62台に留まった。先月にはルノー日産グループの
カルロス・ゴーン会長が訪韓し、2014年から日産の新型スポーツユーティリティー車両(SUV) 'ログ'をルノー三星釜山
(プサン)工場で生産するなど、自己救済策を発表していた。
ルノー日産グループはログ生産のため、ルノー三星に1千700億ウォンを投資して営業力とマーケティング強化にも
積極的に取り組むことにした。ルノー三星のある関係者は"最近の国内外の厳しい経営環境により、これ以上現在の
状態を維持しにくい状況に置かれた"として、"今回の希望退職プログラムを通じて、簡潔で強い組織として再出発し、
未来再跳躍のための踏み台とする"と話した。
ルノー三星は今年、SM3とSM5など一部車種に対するフェースリフト(部分変更)と製品ライン・アップ強化、部品国産
化、'ログ'生産などで、釜山工場を最高の効率性と競争力がある工場にする計画だ。