韓米FTA後、農畜産物輸入減少…安心は早くて 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New2/3/01/20120723/47970065/1 第2四半期輸入額16.8%減、関税引き下げ影響力微々
6月米国産大豆輸入量、前年比3倍に急増
3月中旬に韓・米自由貿易協定(FTA)が発効されたが、米国産農畜産物輸入はかえって減少していることがわかった。
FTA発効初年度であり関税引き下げ幅が微小なうえ、狂牛病の影響などで米国産畜産物輸入が非常に減っているめだ。
しかし大豆やチェリーなど一部米国産農産物は最近輸入が急増していて、国内農家が緊張している。
◇狂牛病の余波で牛豚肉輸入急減
23日農林水産食品部と農水産食品流通公社(aT)によれば、2012年第2四半期の米国産農林畜産物輸入額は19億
100万ドルで、昨年同期に比べ16.8%減少した。輸入量も15.5%減った。
1月に米国産農林畜産物輸入額は昨年同月比0.9%増加し、2月には5.2%増えたが、韓・米FTAが発効された3月には
8.8%減少して、減少傾向に切り替えた。以後、4月15.1%、5月16.7%、6月18.6%と減少幅は拡大している。
4月下旬に米国で牛海綿状脳症(BSE、別名狂牛病)が発生した影響で、牛肉など畜産物輸入が急減した。今年第2四
半期の米国産牛肉輸入額は1億2千400万ドルで、昨年同期より20.5%減った。豚肉は同1億1千200万ドルで35.8%減少した。
韓国側の敏感品目である牛豚肉は、それぞれ15年と10年かけて関税が段階的に引き下げられ、FTA発効初年度の今年
は関税引き下げ効果が微小だ。
FTA発効後も、食用ジャガイモ、粉ミルク、天然ハチミツなど関税撤廃時に深刻な影響が憂慮される品目は、現行の
関税を維持して、一定量の輸入クォーターを提供する。米と米関連製品は韓・米FTA交渉から完全に除外された。
◇米国産大豆・チェリー輸入急増、国内農家被害憂慮
米国産農畜産物輸入は減ったが、韓・米FTAの威力を無視することはできない。
韓・EU(ヨーロッパ連合)FTA発効から1年後にEU産農産物輸入が急増したことから見て、時間が経つほど米国産農畜
産物も輸入が増えると考えられる。韓・EU FTAが発効された昨年7月から今年5月まで、EU産農食品輸入額は26億3千万
ドルだった。2010年7月以後の11ヶ月間の輸入額は21億2千万ドルよりと、23.9%急増した。
(1/2) つづきます
>>271 つづきです
最近では米国産大豆、チェリー、ジャガイモなどの輸入が急増していることから、農畜産物輸入額が増加傾向に戻る
可能性もある。先月の米国産大豆輸入量は9千700万tで、昨年同月(3千200万t)の3倍を上回った。最近先物価格が
史上最高値を更新したため、大豆をあらかじめ確保しようとする食品業界の需要が増えたことが原因だ。今年1〜4月の
大豆輸入額は昨年同期より58.0%減ったが、5〜6月には輸入量増加と価格上昇で104.1%急増した。
第1四半期のチェリー輸入額は昨年同期より14.8%減ったが、第2四半期には80.2%も急増した。第2四半期のジャガイモ、
オレンジ輸入額もそれぞれ37.0%、24.5%増えた。
農協経済研究所は、関税撤廃の影響で今年米国産チェリー輸入量が史上最大を記録すると予想した。研究所は米国
産チェリーの収穫時期(5〜8月)が国内夏果物出荷時期に近く、スモモ、桃、ハウスミカン、マクワウリなどの需要が萎縮
することもあると指摘した。
農食品部関係者は、"アメリカ国内BSE発生と国内景気低迷などで米国産農畜産物輸入が減ったが、一時的な現象で
ありうる"として、"韓・米FTA発効により国内で生産されない米国産果物の関税が撤廃されたことから、果物を中心に輸入
が増えることになるだろう"と展望した。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <米以外の穀物輸入額は急増しそうですね。韓国産牛豚肉価格にも影響を及ぼすのではないでしょうか。