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S&P“韓国の家計と公共借金が信用等級の危険要因” 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20120717/47813524/1 国際信用評価会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)は、韓国の家計・公共借金と人口高齢化を、国家信用等級に
悪影響を及ぼす要因に挙げた。また政府規制と政策不確実性は、国内企業の信用等級を引き下げることになると
指摘した。
キム・エンタンS&Pアジア太平洋地域政府信用評価常務は16日、国際金融センターが主催したセミナーで“韓国の
可処分所得に対する家計負債比率が数年間上昇を続けている”として、このように明らかにした。引き続き“生産可能
人口(15〜64才)比率が減少するなど労働市場がさらに悪化すれば、家計負債問題も悪化して通貨政策余力は減る
だろう”と話した。
彼は“2008年から公企業の借金が急増したが、政府の公共料金引上げ抑制により公企業の実績は悪化した”として、
“政府が公企業を財政支援すれば政府の信用等級が低くなるだろう”と指摘した。ただし彼は“1〜2年後に北朝鮮政権
の安定が確実だと判断されれば、韓国信用等級に反映されるだろう”として、対北朝鮮リスクは減ったと評価した。
クォン・ジェミンS&Pアジア太平洋地域企業信用評価専務は、“政府規制および政策に対する予測の可能性が低い
ことが韓国企業特有のリスクだ”と指摘した。彼は“最近1年間に韓国企業の等級引き下げが増えた”として、“精油、
通信、流通企業が、(政府の)価格および営業規制によって収益性が悪化している”と話した。