KT、'キボッ'の輸出が容易でなく 【アジア経済 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20120624/47245664/1 http://economy.donga.com/IMAGE/2012/06/24/47245663.2.jpg サウジ輸出遅れて中東戦略にも支障
年末には'ペットロボット'発売
順調だと見られていたKTの乳児教育用ロボット'キボッ'(写真)の中東輸出が、数ヶ月間進展を見せられずにいる。
キボッはKTが開発した乳児用スマート通信ロボットで、学習機能とマルチメディアコンテンツが結びついた製品だ。
その他にも音声・タッチ認識、Wi-Fiを活用した映像通話、およびホームモニタリングなど機能を持っている。
KTはアイリバーと共同でキボッを生産、昨年4月から販売を開始して昨年12月にはキボッ2を発売、サウジアラビア
など中東輸出を推進してきた。
KTは3月にサウジの移動体通信事業者モバイリー(Mobily)と、キボッ2など新事業分野の中東市場進出のための
パートナーシップ協定を締結して輸出へ乗り出した。当時KTではコンテンツ翻訳、システム改善など現地化を終わら
せれば、4月からは1万台以上の輸出契約を締結することができると明らかにしていた。
モバイリーがキボッを購入して現地販売を行い、KTはキボッ供給だけでなくコンテンツとマーケティングなど現地化
手法をコンサルティングする方式だ。これに伴い4月26日には、キボッを製造するアイリバーと販売・供給契約を締結
して、今年10月末までに149億8200万ウォン分の納品を受けることにしていた。キボッ2の販売価格が68万1000ウォン
なので、2万2000台(販売価格基準)の分量だ。
しかしKTは、まだ具体的な契約段階に達していない。これと関連してKT関係者は"中東地域の場合、ビジネス部門で
我が国と文化的な差が大きく、当初予定より時間がさらに必要だ"として、"7〜8月になれば顕著な成果を期待できる
だろう"と説明した。
(1/2) つづきます
>>304 つづきです
キボッの輸出遅延により、KTの中東市場進出戦略にも支障が予想される。KTはモバイリーとのパートナーシップ
協定とキボッなど生活密着型ロボット輸出を踏み台として、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カタール、バーレーン、
オマーンなど中東地域を攻略して、グローバル市場にも進出するという計画を持っている。
KTは最近、キボッ販売と関連した具体的な数値を公開しないでいる。KT関係者は"昨年4月発売したキボッ1は、4ヶ月
で1万台売れるほど人気が高かった"としながらも、"キボッ2も1万台以上を売ったが外部に出す意味のある数値でない
と判断して、具体的な販売台数は公開しないことにした"と明らかにした。
一方KTは今月初め、キボッの海外進出と後続作開発を支援するためのタスクフォース(TF)チームを構成した。TFは
10人ほどの規模で、KTは年末までにお年寄り障害者のためのペットロボットを開発して発売する計画だ。
(2/2) 以上です
>>303 試してみます。ありがとうございます。