我が国サラリーマンの半数、月給平均が…'ショック' 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/06/05/2012060500247.html http://image.chosun.com/sitedata/image/201206/05/2012060500244_0.jpg 本紙、労働者1731万人分析…14%が月給100万ウォン下回る
我が国のサラリーマンの半分以上が、1ヶ月に200万ウォンも収入を得ていないことが明らかになった。
4日本紙が、統計庁の運営する'国家統計ポータル'サイトに掲載された地域別雇用調査の賃金統計を分析した
結果、2011年第4四半期を基準として全体1731万人の賃金労働者のうち、13.9%にあたる241万人の月給が100万
ウォンを下回ると調査された。また月給が100万〜200万ウォンは699万人で全体の40.4%であった。二つの階層を
合わせると54.3%に達し、賃金労働者の2人に1人は月200万ウォンにもならない仕事をしていることになる。
我が国の4人家族最低生活費が149万5000ウォンであるため、200万ウォン未満の月給で税金や社会保険などを
支払えば、基本生活を営むことがやっとだということになる。これでは生活が大変なので共稼ぎに出ざるをえない。
このような内容が分析されたことは今回が初めてだ。
特にほとんどが非正規職である臨時・日雇い524万人では、何と87.7%が月200万ウォン未満であることが明らか
になった。ほとんどが正規職である常用職ではこの比率が42.2%とはるかに低くなった。私たちの社会の貧困および
両極化問題解消のためには、非正規職問題解決が急務ということが再確認された。
今回の分析結果、大卒者が質の低い雇用に押し出される現象も明らかになった。大卒以上学歴者の27%が、月
200万ウォン未満だった。
今回の調査結果は、毎月就業者が前年比50万人程度ずつ増えるという統計を根拠に、雇用状況が良いと話す
政府主張に盲点があることを示すものだ。 イ・ジュニョプ現代経済研究院研究委員は"質の低い雇用だけが創出
されていて、生活を営むこともできずに他の家族まで生計維持のために仕事をしているため、就業者が大きく増加
しているように見える錯覚効果が続いている"と指摘した。