並行輸入で高価ベビーカー、家電価格引下げへ 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20120519/46353151/1 寡占流通構造改善策用意
政府は、ベビーカー、カミソリ、電動歯ブラシなど輸入品比率が高い中小型工業製品の価格を引き下げる
ために、並行輸入活性化に乗り出す。自由貿易協定(FTA)発効で価格引き下げが期待されたが、効果が大
きくないという指摘を受けたため、寡占的な輸入流通構造を改善して問題を解決するという趣旨だ。
政府は18日、ソウル瑞草区(ソチョグ)良才洞(ヤンジェドン)にあるハナロマートで、パク・ジェワン企画財政
部長官主宰で物価関係長官会議を開き、このような内容が入れられた‘輸入ベビーカー・小型家電価格安定
化対策’を発表した。
政府はまず、大型マートや専門デパートなど規模が大きい流通業社が、ベビーカーおよび小型家電製品を
輸入するように誘導する方針だ。また、今月末から輸入業者を評価して、誠実で優秀な業者の輸入品には
適法な通関を経たことを認証する‘QRコード’を貼り、消費者信頼向上のための事後管理(AS)システム用意、
並行輸入と関連した課題発掘などを推進する。
同時に米国やヨーロッパ企業のブランドで、中国や東南アジアなどで製造された製品に対しては原産地情報
を明確にさせて、消費者の合理的消費を誘導する計画だ。
知識経済部関係者は“輸入ベビーカーのうち、米国やヨーロッパから直輸入された製品は34%に過ぎず、100
万ウォン以上する高価なベビーカーの相当数が中国製”として、“故意に原産地を表示しなかったり、目につき
にくい所に表示する行為に対して監督を強化する”と明らかにした。