【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 397won【韓希のバンクラン競争】

外国製アイロンが高い理由…輸入価格に130%上乗せ　【ニューシス　東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New/3/01/20120521/46392047/1

　輸入電気アイロンが高い理由が明らかになった。

　韓国消費者院は21日、"輸入電気アイロンの平均流通収益率が、129.6%だと把握された"と発表した。すなわち
輸入価格に129.6%上乗せされているために高いということだ。流通収益率は通常販売価格価格から輸入価格を
差し引いた値を輸入価格で割った比率を意味する。販売価格と輸入価格の差が大きいほど流通収益率が高い。

　消費者院が一ヶ月間に、デパートや大型マート、専門店などで販売されている輸入電気アイロン41種(テパル
18種、ロベンタ3種、フィリップス20種)を調査した結果、平均的に輸入業者は3万6600ウォンで輸入した電気アイ
ロンを5万4103ウォンに中間業者や小売り業者に卸し、最終的に小売り業者は消費者に、8万4027ウォン(付加
価値税を含むと9万2430ウォン)で販売していると把握された。

　特に輸入アイロン市場では、流通構造が単純化されれば価格が安くなるという一般的常識も通じなかった。
デパートで販売されるアイロンの価格を100とすると、専門店は99.9、大型マートは94.6となり、流通構造が2段階
ある専門店・大型マートと3段階あるデパートの価格差があまりないことも明らかになった。

　消費者院関係者は"流通構造の単純化が進行しても、中間業者の流通収益が輸入業者と小売り業者へ移転
するだけで、消費者価格下落にはつながらない"として、"これは輸入電気アイロン市場の寡占構造のためだ"と
説明した。

　実際に輸入電気アイロン市場は、セプコリア・フィリップス電子の輸入業者2社と、ロッテ・新世界・現代デパート
の小売り3社、イーマート・ホームプラス・ロッテマートの大型マート3社を中心とした寡占市場になっている。

　一方消費者院によれば、韓・ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)が発効されてからは、ヨーロッパ製電気
アイロンの輸入価格は昨年第2四半期に比べ、今年第1四半期は平均15.1%下落した。電気アイロンの分野でも
韓・EU FTA効果が立証されたわけだ。

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　逆に中国やインドネシアなど、EU以外の地域で生産された電気アイロンの輸入価格は同じ期間に9.6%上昇し、
全輸入電気アイロンの平均価格も5.1%上がった。

　消費者院関係者は"オープンマーケットが販売している輸入アイロンが、デパートに比べて38%と最も安かった"
として、"アフターサービスもほとんど問題なく提供されていることも確認され、オープンマーケットを通した購入を
積極的に考慮する必要がある"と話した。引き続き"ただし、オープンマーケットで購入する時は、実際に在庫が
あるのかどうかや、交換や返品は可能なのか、対象モデルのアフターサービスが正しくなされるのなどを細かく
確認しなければならない"とした。

　また"現在、輸入電気アイロンを含む小型家電製品市場は一部輸入業者の寡占体制が形成されていて、持続
的な価格モニタリングが必要だ"として、"今回の調査結果はスマートコンシューマー(消費者総合情報網smart
consumer.go.kr)で公開する"と付け加えた。

(2/2)　以上です