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漢州貯蓄銀理事、2月にも‘不法貸し出し’で令状請求…裁判所“逃走憂慮ない”棄却 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120521/46388851/1 ‘ニセ通帳’で顧客預金166億引き出して逃走中…執行猶予中再犯でも発行せず
“キム・イムスン代表も共謀容疑”…警察の拘束意見を検察は黙殺
顧客300人あまりの預金166億ウォンを引き出して逃走中の漢州貯蓄銀行イ某理事(42)と、イ理事を助けた
容疑で拘束されている与信担当イ某チーム長(45)に対して、警察は今年2月に不法融資主導容疑で拘束令状
を申請したが、裁判所が‘逃走憂慮がない’として棄却していたことが20日確認された。
イ理事は警察捜査が始まった2月から顧客預金の引き出しを始めて、営業停止前日の5日に166億ウォンを
持って逃走した。現在は検察がイ理事に対する逮捕令状を発行されて行方を追っている。イ理事とイ チーム
長が当時拘束されていれば、預金引き出しを防げた可能性が高く、司法府が事案の重大さを誤って判断して
被害を拡大したのではないかと指摘されている。
警察によれば、イ理事など漢州貯蓄銀行員5人は昨年12月末に、金融債務不履行者(旧信用不良者)の事業
家ヤン某氏(32)から不法融資の依頼を受けて、担保価値を水増しした虚偽の鑑定評価書を作った。また、担保
提供人と借名貸し出し人を金品で買収して、今年1月に5億ウォン規模の不法融資を行った容疑がもたれている。
警察は2月中旬頃にこのような容疑を確認して、同月末にはイ理事とイ チーム長、キム・イムスン代表(53)、
不法融資金回収に動員された組織暴力団クム某氏(28)ら5人に対して、‘特定経済犯罪加重処罰などに関する
法律違反(背任)’等の容疑で拘束令状を申請した。当時イ理事は、また別の不法融資事件で大邱(テグ)地検
慶州支庁に摘発されていて、1審で懲役1年6ヶ月執行猶予2年を宣告されて控訴中の状態だった。警察は“イ
理事が不法融資事件の公判中に再度同じような犯罪を犯していて、逃走する可能性が高いと判断される”と、
令状を申請した理由を明らかにした。
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>>159 つづきです
しかし、ソウル西部地方裁判所は“容疑事実は認められるが逃走の憂慮はない”という理由で、イ理事とイ
チーム長など犯行に加担した3人に対する令状を棄却した。警察は3月に捜査を終えて、イ理事など容疑者10人
あまりに起訴意見をつけて送検した。
同じ容疑で警察が拘束令状を申請したキム代表は、当時捜査を指揮したソウル西部地検が“不法融資を共謀
したという証拠が不足している”という理由で令状申請を棄却した。警察関係者は“キム代表はイ理事の不法融資
事実を知りながら、営業停止直前までイ氏を正常に理事職に起用するなど不正を黙認していた容疑が濃厚だ”と
話した。
(2/2) 以上です