【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 396won【麗水に冷水】

政府“ヨーロッパ危機で証券市場・為替レートに過度反応あれば市場介入”　【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20120517/46325902/1
昨日経済金融点検会議“韓国は外貨流動性良好”

　政府はヨーロッパ発金融危機に備えて、必要に応じて市場安定のため措置を取ると明らかにした。証券
市場や為替レートが過度に反応する場合には、直接市場介入に出るという意味だ。

　企画財政部と金融委員会、韓国銀行、金融監督院など経済・金融関連機関は17日、ソウル中区（チュング）
明洞（ミョンドン）銀行会館で緊急経済金融状況点検会議を開いて、ヨーロッパ危機憂慮にともなう金融市場
点検を始めた。財政部は会議後に発表した資料で、“6月ギリシャ再選挙などヨーロッパ発政治不安にともなう
国際金融市場の不安定は当分持続するだろうが、韓国は良好な外貨流動性条件、十分な外国為替保有額
などを考慮すると、過度に不安に思う必要はない”と明らかにした。

　国家信用危険度を見せる韓国の信用不渡りスワップ(CDS)プレミアムは、16日現在1.43%と4月末より0.22%
ポイント上昇したが、ヨーロッパ主要国家に比べると安定的だというのが政府の判断だ。シン・ジェユン財政部
第一次官は、“各種金融指標が米国の信用等級が下落した昨年より良く、国内外貨余裕資金状況も良好だ”
とながら、“ただしヨーロッパ危機の行方が不確実なだけに、市場および実物経済に対する点検を強化する”
と話した。

　この日コスピは、前日より4.71ポイント(0.26%)上がった1845.24で取引を終えて7取引日ぶりに反騰に成功した。
ヨーロッパ中央銀行(ECB)が一部ギリシャ国内銀行に対する資金支援を中断したという報道や、ニューヨーク
証券市場は下落したが、株価が過度に下落したのに伴う反騰心理が作用して、機関と個人が同時買収に乗り
出したことで小幅騰勢で締め切った。ウォン-ドル為替レートも前日より2.8ウォン下落(ウォン高)の1162.9ウォン
で締め切って安定傾向を見せた。

　しかし金融業界では、当分市場を楽観しにくいという見解が優勢だ。国際通貨基金(IMF)は最近出した‘世界
経済展望’報告書で、ヨーロッパ危機が悪化する場合、世界経済成長率が2013年末まで当初の展望値(4.1%)
より2%ポイント下落すると見通した。この場合はユーロ圏国家の成長率が3.5%ポイント落ちて、韓国も1〜2%ポイ
ント下落が避けられないとIMFは展望している。