STXカン・トクス,産銀カン・マンスに'1兆ウォンSOS'
http://finance.naver.com/news/news_read.nhn?article_id=0002691671&office_id=015&mode=LSS3D&type=0§ion_id=101§ion_id2=258§ion_id3=401&date=20120516&page=1 http://imgnews.naver.com/image/015/2012/05/16/2012051683621_2012051632221.jpg 韓国経済 | 2012-05-16 18:33 チャン・チャンミン記者
私募ファンド作って、子会社持分買い入れ要請
STXグループが主債権銀行である産業銀行に私募ファンド(PE)を作って,一部子会社と保有持分などを買うことを要請した。
最大限はやく資産を売って,財務構造改善速度を高めるためだ。 産業銀行はSTXの要請を受け入れるのかどうかを置いて検討作業に入った。
16日金融当局および銀行界によればSTXは最近産業銀行に1兆ウォン台規模の資産売却過程に参加してほしいと提案した。 STXが提示した
カードの基本仕組みはSTXと山はPEが共同で半々に出資して,特殊目的会社(SPC)を設立する形だ。 以後STXは売却を推進中のSTXヨーロッパ
の子会社STX OSVを除いた国内非上場系列会社と海外資源開発持分など資産をSPCに一括売却する形態だ。
例えばSTXが出した資産規模が1兆ウォンである場合STXと産銀PEはそれぞれ5000億ウォンをSPCに出資して,資産をパッケージで縛って
SPCに1兆ウォンを受けて売る形だ。 STXと産銀PEはSPC持分をそれぞれ50%ずつ持つようになる。 STX立場では事実上現物出資をした
もようだが,資産売却で約5000億ウォンの新規資金を調達して既存資産に対する50%の持分も維持できることになる。
STXがSPCに売却する資産はSTX重工業経営権とSTXエネルギーなど一部系列会社持分,STXパンオーシャンの保有船舶,海外資源開発法人
持分などで知らされた。 約1兆〜1兆5000億ウォン台規模に伝えられた。 STX関係者は“対内外与件が良くない状況で資産を急に売却
すれば適正価格を受け難い”として“最大限早い時間内に資産を売って,先制的に財務構造を安定化できる方法の中の一つを探したこと”
と説明した。
もし推進中のSTX OSV売却が失敗に終わる場合STX OSVまで今回のパッケージディールに含ませる方案も考慮中であることが分かった。
こういう場合SPCに売る資産規模は2兆ウォン台に達することになる。 STXはSPCに資産を一括売却した後対内外与件が改善されれば
産銀PEとともに資産を第3者売却するという構想だ。
STXの今回の構造調整カードは斗山(トゥサン)が2009年構造調整のために国内で初めて試みた方式と似ている。
当時斗山は私募投資ファンド(PEF)らと共にSPCを設立して斗山DSTと韓国航空宇宙産業(KAI)持分,バーガーキングとKFCライセンスを
持っているSRSコリア,瓶の栓を作る三和(サムファ)王冠など4社の非主力系列社を7800億ウォンに売った。 斗山はこのような構造
調整で用意した資金を米国建設装備業者であるボブキャットの有償増資代金で活用,いわゆる‘ボブキャット引き受けリスク’から
抜け出す契機を用意した。
ただし産業銀行がSTXが差し出したカードを受け入れるかは不透明だ。 産銀関係者は“検討はするが具体的な内容は確認することは
できない”と話した。 金融圏ではSTXがSPCに出す資産ポートフォリオが今後収益を出してまた売りにくい構造なので産業銀行がこの
提案を受け入れることは容易ではないと見ている。
特にSTXはSPCに資産を売却する過程で優先買収権を与えられて,後ほど買い戻すことができる条件を要求,産業銀行が困り果てると伝え
られた。 STXは産業銀行と財務構造疥癬約定締結を控えて最終調整作業を進行中だ。