外出してました。この記事の直後にウォン安がさらに進み、現在1161ウォン台で取引されています。
為替レート六日続いて上昇の異常な動き、金融当局緊張 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/05/16/2012051600961.html ギリシャのユーロ圏脱退の可能性が浮上し、ドル・ウォン為替レートが1160ウォンに近づいた。6日連続での
上昇だ。
16日ソウル外国為替市場で、米ドル・ウォン為替レートは前日終値(1154.1ウォン)より5ウォンほど上がった
1159ウォン台で取り引きされている。為替レートは3.9ウォン上がった1158ウォンで出発して、1159.9ウォンまで
上昇した。今年に入って終値でウォン為替レートが1160ウォンを超えたのは、1月9日(1163.6ウォン)が唯一だ。
夜間にギリシャの政治的不安感が大きくなった。ギリシャ救済金融と緊縮に反対してきた保守党党首は連立
政権構成のための政治的交渉に失敗したと話した。ラガルド国際通貨基金(IMF)総裁はギリシャのユーロゾー
ン脱退の可能性が大きくなったと、現地マスコミのインタビューで明らかにした。これに伴い、ユーロ・ドル為替
レートは1月中旬以降の4ヶ月間で最低の1.27ドルまで下落した。
外国為替当局の介入の可能性、がウォン為替レートの上昇幅を縮小させるものと見られる。この日パク・ジェ
ワン企画財政部長官は危機管理対策会議を主宰した席で、"最近ヨーロッパ発危機がまた高まる兆しがある
ので、不安要因が拡散しないようにしなければならない"と明らかにした。前日もパク長官の、金融市場変動性が
大きくなっていることを鋭意注視するという発言が伝えられて、取引時間中に1156.8ウォンまで上がった為替レー
トは1153.1ウォンまで上昇幅を減らし、1154.1ウォンで締め切った。
チョン・スンジ三星先物研究員は、"ギリシャのユーロ圏脱退可能性が高まったと見られて、ドル高と外国人
の株式売却、CDS上昇などが続くものと見られる"と話した。引き続き"外国為替当局による速度調節の度合い
に注目しなければならないようだ"として、"次の抵抗線は取引場で年高点の1166.3ウォンになるだろう"と付け
加えた。