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おはようございます　>>319続報です

光州で‘酸性水道水’供給…12時間の苦痛　【東亜日報】
http://news.donga.com/Society/3/03/20120513/46218764/1
浄水場薬品バルブ操作ミス、当局“人体には影響ない水準”汚染水流入して魚大量死

http://news.donga.com/IMAGE/2012/05/14/46220482.1.jpg
13日、光州で酸性が強い汚染された水道水が光州川に流れ込み、魚数百匹が集団死した。

　12日午後、光州（クァンジュ）地域の浄水場でおきた浄水薬品過剰投入事故で‘酸性水道水’が供給され、
光州市民が大きな影響を受けた。事故がおきた浄水場から水道水が供給されている地域は、東区、西区、
南区、北区の一部で、光州市内の全水道水供給対象140万人のうち80万人に達する。

　この日午後1時頃、光州東区龍淵洞（ヨンヨンドン）にある、光州市上水道事業本部龍淵（ヨンヨン）浄水場で、
水道水浄化のための凝集剤(PAC・浮遊物質を集めて固める浄化剤の一種）が原水に過剰投入された。この
日の事故は、他の設備工事をしていたある作業員が、手動式凝集剤供給バルブの操作を誤り、一日平均投与
量4tを10倍ほど超過した凝集剤が一度に流れたために起きた。この日午後3時40分ごろから‘酸性水道水’が
各家庭に到達して、市内の各地から“水道水がスベスベして酸味が出る”という市民からの抗議電話が2000本
近くかかってきた。また、水道水を使えなくなった市民が夜遅くミネラルウォーター購入に急ぐなど、大きな騒動
をおこした。

　問題の水道水には強酸性(2pH)を帯びている凝集剤が大量に入ったため、水素イオン濃度が正常値の6.5〜
6.6pHを大きく下回る5.5まで落ちた。これは飲用水の基準値5.8〜8.5pHも下回っているが、光州市当局は“人体
には大きい影響を与えない水準”と明らかにした。

　上水道本部はこの日午後遅く、光州市内主要幹線道路などに設置された消火栓299個を同時に開いて、汚染
された水道水を路上に流した後、13日午前3時30分から水道水供給を正常化した。しかし汚染された水道水が
光州川に流れ込んだことで、この日午前光州南広橋（ナムクァンギョ）の光州川一帯で魚が集団死した。光州
市公務員と栄山江（ヨンサンガン）流域環境庁職員などは、死んだ鯉、フナ、オイカワなど魚500匹あまり(95kg)を
回収した。