【水害対策は水もの】野田民主党研究第315弾【竜巻対策は風まかせ】

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680日出づる処の名無し
ちょっと流れを見ずにすみません。
先日中電の設備系統にて関電への供給量には上限があると書いた者です。
#おそらくこちらだったと記憶。第何弾だったかは忘れましたが。違っていたらごめんなさい。
で、今日職場に行ったら昨年説明を聞いたときのメモがありましたので要約を。
中電の設備系統図はこちら(pdf注意)。
http://www.chuden.co.jp/resource/corporate/com_setsubi_denryokusetubi_201107.pdf
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[三重東近江線]
関西から中電へ: 250万kW(交流の位相を合わせるため、常時100万kW流れている)
中電から関西へ: 120万kW(こちらは不明。浜岡の影響の説明のため、中電への供給ラインの説明のみだった)
[南福光BTB]
中電<->北陸: 30万kW
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ここで中電から関西へだけど、位相を合わせるためにこちらも常時通電しているとして、
だいたい逆方向の半分として50万kWとすると、追加として流せるのは70kWとなります。
で、仮に中国電力から中電へ融通の要請があって30万kW送るとすると、
120万kW - 50万kw(常時) - 30万kW(for中国) = 40万kW
が関電へ追加で送ることが出来る上限となります。
さらに九州電力へ東北電力が20万kW融通するとして、それを中電のラインを使って送ると
すると、
120万kW - 50万kw(常時) - 30万kW(for中国) - 20万kW(東北to九州) = 20万kW
が関電へ追加で送れる上限となります。
逆に言えば、中電から関電へ追加として70万kW融通すると、それだけでラインがフルに
なりますから、他の関西の地域への融通が出来なくなります。当然東北電力等の50Hz地域からの
融通分を流すことも出来なくなります。