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ソロモン、韓国韓国貯蓄銀、PF融資で規模拡大が‘ブーメラン’に 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120507/46047689/1 http://news.donga.com/IMAGE/2012/05/07/46048059.1.jpg 貯蓄銀行4行はなぜ営業停止になったのか
http://news.donga.com/IMAGE/2012/05/07/46048056.1.jpg 私のお金はどうなるのか…
金融委員会が6日営業停止措置を下した、未来貯蓄銀行の済州(チェジュ)島済州市二徒(イド)2洞支店を
訪れた客が、シャッター越しに経営改善命令公告文を読んでいる。
第3次貯蓄銀行営業停止は、今回もプロジェクトファイナンシング(PF)融資問題と、自己資本が蚕食される
ほどの営業不良が禍根になった。昨年1月から始まった貯蓄銀行構造調整でのべ20行が営業停止になり、
特に1位のソロモンを含め業界1〜5位の大型貯蓄銀行がすべて門を閉じることになったのは衝撃的だ。
ソロモン貯蓄銀行と韓国貯蓄銀行は、不動産PF融資で規模を拡大して‘不良のブーメラン’にやられた。
昨年末、ソロモン貯蓄銀行のPF融資3270億ウォンのうち正常に分類されたのはわずか810億ウォンに過ぎ
なかった。適時に利子を受け取ることが出来ないPF融資は36%に達した。韓国貯蓄銀行でも1825億ウォンの
PF融資のうち531億ウォンだけが正常債権に分類された。
不動産PFは一時、貯蓄銀行業界の‘キャッシュカウ(Cash Cow)’と呼ばれた。不動産施行社にPFで金を
貸せば年10%以上の収益を得ることができた。貯蓄銀行はこの収益を土台に、都市銀行を凌駕する高金利を
保障して預金者を引き込んだ。
しかし、2008年の世界金融危機後に不動産市場が急激に萎縮したためにPF融資は直撃弾を受けた。担保
にした不動産価値が急落して不渡りを出す施行社が続出し、数千億ウォンの貸出資産は半分から1/3まで
減少した。ある都市銀行頭取は、一部貯蓄銀行の高速成長と没落を“浅い水に住む魚が鯨になろうとしたが
悲劇的な最後をむかえたようなもの”とたとえた。貯蓄銀行が不動産PFの罠にとらわれることになったのは、
PF融資の危険性を適時に警告できなかった金融当局の責任も大きいという指摘が多い。
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