【wktk】韓国経済ﾜｸﾃｶスレ 393won【韓国海もモノにならず】

FT "財閥の海外進出で青年層雇用不況"　【朝鮮日報　biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/04/27/2012042700915.html

　大学を卒業した韓国青年層が大企業就職のために孤軍奮闘しているが、大企業の相次ぐ海外進出
によって国内の雇用はさらに減っていると、英国経済日刊紙ファイナンシャルタイムズが27日指摘した。
同紙は“大学を卒業した求職者が、50回も志願書を提出するのはむしろ不思議なくらい”として。“学生
が100回以上志願書を出すことも茶飯事”と、ある経営大卒業生の話を引用した。

　三星電子や現代自動車など‘財閥’と呼ばれる大企業就職のために、大学卒業後も英語や中国語学院
（塾）に通う雰囲気も同時に伝えた。韓国の30代未満青年失業率は8.3%で、全失業率より二倍以上高い。
問題は青年層が就職を望む大企業が作り出す雇用が極めて不足しているという点だ。韓国では青年層の
80%が大学などで高等教育を受けているが、実際に大企業が創り出す雇用は全雇用市場の10%に過ぎない。

　特に大企業が先を争って海外進出を増やしていつらめ、国内の雇用はさらに減っていると同紙は分析
した。三星電子は中国西安に70億ドル規模の半導体工場を作り、現代自動車は米・露・印に続いて、最近
ブラジルに大型工場を設立した。その他の大企業も東南アジアに積極的に進出している。

　同紙は“このような現象が‘イテベク’(二十代大半が失業者)という新語まで作った”として、“彼らは就職
できる所ならばどこでも訪ねて行っているが、大企業に比べて賃金と福祉制度が劣る中小企業は忌避する
態度を見せている”と伝えた。中小企業中央会のある関係者は“昨年中小企業雇用市場では25万の人材
不足が生じた"として、“従業員不足が大企業に比べて３倍ほど高い”と話した。

　こうした現象が続けば、韓国中小企業の競争力が弱まることにもなるという指摘もあった。長期間中小
企業分野を確実に高めてきた日本とは違い、韓国は急速に成長する中国によ追いつかれることもあると
いうことだ。11月の大統領選挙を控えて韓国の若い層で‘アン・チョルス熱風’が吹いている点にも触れた。
アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長は公開講演で、“社会問題の根本は雇用だ”として、“失業
率統計は3.5%だが現実を反映できていない”と言及してきた。