軍、北全域を射程に収める巡航ミサイル開発配置 【東亜日報】
http://news.donga.com/Politics/3/00/20120419/45643743/1 http://news.donga.com/IMAGE/2012/04/19/45650937.1.jpg 射程距離1千km以上、精密度世界最高水準
サッカー場数十面ぶんを焦土化する弾道ミサイルも保有
軍当局が、北朝鮮全域の核とミサイル基地など核心施設を攻撃できる巡航ミサイルを独自開発して、実戦
配置したと明らかにした。
国防部政策企画官シン・ウォンシク所長は19日、"軍は現在、北朝鮮全域のどこでも即座に攻撃可能な、
世界最高水準の精密度と攻撃力を備えた巡航ミサイルを独自開発配置した"と話した。シン所長は"軍はこの
ような能力で確固たる対備態勢を整えて、北朝鮮の無謀な挑発時には断固、徹底して懲らしめる"と話した。
これと関連して国防部は、わが軍が開発して実戦配置した巡航ミサイルと弾道ミサイルなど2種類のミサ
イルの、飛行および迎撃場面を入れた40秒の動画を初めて公開した。シン所長は"この巡航ミサイルは数
百km離れた窓を正確に攻撃できる武器"として、"北朝鮮全域のすべての施設と装備、人員を必要な時間に
必要なだけ攻撃する能力を整えた"と説明した。彼は"我が国のどこから発射しても、北朝鮮全域をカバー
することができる"と明らかにしており、最大射程距離は1000km以上だと分析される。射程距離1000km以上
のミサイルの最大上昇高度は280kmに達する。
軍は現在、射程距離500kmの玄武-3A、1000kmの玄武-3Bを開発配置したのに続き、射程距離1500kmの
玄武-3Cを開発してきた。玄武-3Cも配置段階にあることが分かった。また、実戦配置された弾道ミサイルが
目標上空まで上昇し、子爆弾をさく烈させて地上の目標物を攻撃する映像も公開した。この弾道ミサイルは
最大射程距離300kmで、サッカー場数十に相当する面積を焦土化できる能力を持つとシン所長は伝えた。
シン所長は"弾道ミサイルは、移動型車両に搭載された発射台によって発射される"として、"米国が開発した
地対誘導弾ATACMSよりも威力が強い"と強調した。わが軍が米国から輸入して配置しているATACMSは射程
距離300kmで、子爆弾を放ってサッカー場4個ぶんの面積を焦土化することができる。
シン所長は"配置した巡航および弾道ミサイルは野戦試験を済ませた"として、"最近北朝鮮のミサイル威嚇
と軍事挑発策動に動揺することがなく対処しているという意志を強調するために、2種類のミサイル開発配置
事実と動画を公開した"と付け加えた。