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三星電子勤労者'再生不良性貧血'初めての散在認定
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=102&oid=008&aid=0002821365

[マネーｔゥデー チョン・ジンウ記者][(詳報)勤労福祉公団、業務上疾病判委員会審議決定]

三星電子勤労者が'再生不良性貧血'という病気で史上初めて産業災害(労災)判定を受けた。

勤労福祉公団は、三星電子半導体組立工場などで5年5ヶ月余り勤めた女性勤労者キム・某(37才)氏の'血小板減少症および再生不良性
貧血'を労災と承認したと、10日明らかにした。

再生不良性貧血(無形成貧血)は、骨髄の損傷で造血機能に障害が生じ、白血球、血小板などが減少する病気で、先天的なケースもある
が80%程度は後天性だと知らされた。後天的無形成貧血は、放射線被爆、化学物質(ベンゼンなど)、薬品、感染、免疫疾患、妊娠などが
原因であると推定されている。

今回労災と認定された勤労者は、1993年12月から約1年間三星電子器興工場で、その後、約4年5ヶ月間温陽工場で勤めた。勤務過程で
ベンゼンが含まれた有機溶剤とホルムアルデヒドなどに間接暴露した可能性があるという点と、1999年退社当時から貧血と血小板減少所
見があった点などが考慮されて、業務と病気の間に相当な因果関係が認められたのだ。

今回の労災認定は、産業安全保健公団の疫学調査と勤労福祉公団の業務上病気判定委員会の審議を経て決定されたもので、三星電
子勤労者の再生不良性貧血が労災と認定された初めての事例だ。

シン・ヨンチョル理事長は"公団は、今後もどちらか一方に偏らずに公正で客観的に業務上災害可否を決めていくだろう"と話した。