中小企業56% "原材料価格を納品単価に反映できない" 【ニューシス 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20120412/45468773/1 "納品単価連動制導入切実"
中小企業の10社に5社は、最近の原材料価格上昇を納品単価に全く反映できなくなっていることが
明らかになった。納品単価連動制導入など改善案用意が必要だという指摘だ。
12日、中小企業中央会が大企業に納品する200社あまりの中小企業を対象に、'中小製造業の原材
料と納品単価調整実体'を調査した結果、84.3%が去年より主要原材料価格が上昇したと答えた。しかし
原材料価格上昇分を製品価格に全て反映したのは10.5%に終わった。
逆に原材料引き上げ分を全く反映できなかったという回答は56.2%にのぼった。残る33.3%は一部反映
したと調査された。
また中小企業の75.4%が、協同組合を通した納品単価調整協議申請制度に対して、実効性が低いと
調査されて目を引く。実効性が低い理由としては、'母体(親企業)との取り引き断絶憂慮'(42.2%)回答が
最も多く、'調整結果の履行強制力がない'(16.9%)、'大企業の参加意志が低いて'(14.5%)の順だった。
協同組合を通した、納品単価調整申請制度の実効性向上のための改善案については、'納品単価連動
制導入'(52.8%)を最も望んでいることが明らかになった。続いて'納品単価調整拒否時の処罰規定強化'
(39.1%)、'協同組合に交渉権付与'(34.2%)の順だった。
チョ・ユヒョン中小企業中央会政策開発本部長は"ここ2年間、同伴成長が私たちの社会の話題だった
にもかかわらず、納品単価現実化の部分ではまだ不足した面が多いようだ"として、"納品単価連動制
導入など制度改善が切実だ"と話した。