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あきれたタイヤ価格、米国では15万ウォンでも韓国では40万ウォン 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120331/45183776/1 http://news.donga.com/IMAGE/2012/03/31/45183835.1.jpg ■大きくなる輸入タイヤ市場、膨らむ‘価格バブル’論議
ドイツブランドの輸入車に乗る大学教授チェ某氏(42)は、最近タイヤ交換が高すぎるために苦悶に陥った。
2年前の車両購入から一度も交換していなかったタイヤの摩耗が激しく、交換を急いでいたチェ氏は、1本40
万〜50万ウォンもする輸入タイヤ価格を聞いてあいた口がふさがらなかった。チェ氏は“留学時に米国で購入
したタイヤ価格よりずいぶん高いので調べてみたら、インターネットショッピングモールのアマゾンドットコム
では、同じタイヤを半額の20万ウォンほどで売っていた”として、“4本全部を交換すると200万ウォンはゆうに
かかるので、国産タイヤにしようか悩んでいる”と話した。
昨年は自動車登録台数の10%を輸入車が占めるようになり、輸入タイヤに対する消費者の関心が大きく
なっている。しかし国内で流通する輸入タイヤの価格は、米国やヨーロッパなど原産地の流通価格に比べて
2〜3倍も高いことが分かった。
国内で人気が高い、メルセデスベンツ‘Cクラス’やフォード‘トーラス’に主に装着されているミシュランプラ
イマシMXV 17インチの場合、米国内販売価格は1本15万〜20万ウォンほどだが、国内整備業者の価格は
38万〜40万ウォンだ。やはりBMW車に主に使われるブリジストンRE92 17インチは、国内で1本30万ウォン台
後半だが、米国など海外では10万ウォン台で購入が可能だ。
国内輸入タイヤ価格に、このように差額が大きい理由は何だどうか。ある輸入タイヤ流通業者は“タイヤの
製品特性上、物流費と在庫管理費負担が大きいため”と話した。タイヤは嵩が大きく重いために、在庫負担が
大きい。メーカーは生産されたタイヤをできるだけはやく処理したいため、この過程で‘バイイングパワー(Buy-
ing power・購買力)’を持つ流通業者の力が強くなる。国内の輸入タイヤ流通構造が‘支店-販売代理店-販売
店-整備センター’のように、複雑な点も価格差をあおっている。流通が複数の段階を経ることで価格が上がっ
てしまう。
(1/2) つづきます
>>260 つづきです
国内タイヤ市場規模は年間9700万本前後だ。定期的に交換する必要がある消耗品なので、増える自動車
需要に合わせてますます拡大する傾向だ。この中で、韓国タイヤと錦湖(クムホ)タイヤが80%を越える市場
シェアを持っている。後発走者のネクセンが10%の市場占有率を確保しているが、最近輸入タイヤもタイヤ
市場で5%ほどシェアを確保して成長を続けている。大韓タイヤ工業協会によれば、国内で流通する輸入タイヤ
市場規模は、2009年の2440億ウォンから2010年3536億ウォン、昨年は5032億ウォンと、最近では年間40%台の
爆発的な成長の勢いを見せている。
最近2〜3年間に輸入タイヤの国内市場進出が活発になったことから、国内タイヤメーカーも本社が直接流通
を管理する事業プラットホームで対応している。錦湖タイヤは‘タイヤプロ’、‘タイヤマスター’に分かれていた
タイヤ流通事業を、最近‘タイヤプロ’に統合する作業に入った。錦湖タイヤは来年末までに、全国500あまりの
店舗を全てタイヤプロへ統合することで流通構造を最小3段階まで減らし、タイヤ価格に対する不信を解消させ
るという目標だ。これに先立ち韓国タイヤは‘Tステーション’、ネクセンタイオは‘タイヤテック’という専門流通
プラットホームを導入している。
タイヤ業界では、‘輸入車には無条件に輸入タイヤを付けなければならない’という消費者認識も、輸入タイヤ
の価格バブルをあおっておるという指摘もある。一部輸入車ブランド整備センターでは、国産タイヤは最初から
用意せず、高価格な輸入タイヤ装着を消費者に無理に押し付けている現実がある。韓国消費者院関係者は
“国産タイヤを装着しても輸入タイヤと性能面で大きい差はない”と話した。
(2/2) 以上です