韓国のおかげで笑いが止まらないミネソタ州…なぜ? 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/03/14/2012031402753.html?news_topR 今回の韓・米FTA(自由貿易協定)発効で、米国ミネソタ州が笑っている。関税障壁が消えることで肉類や穀物
など、ミネソタ州の代表輸出品の輸出量の大幅拡大が期待できるためだ。
14日米国ミネソタ州現地新聞のスタートリビューンによれば。今回のFTA発効で医療機器のトップ企業メドトロ
ニック、世界的な穀物業者カーギル、缶詰めハムの‘スパム’で有名なホメールなど、ミネソタ州に本社がある
世界的企業で対韓輸出が大幅増えると展望されている。
同紙によれば、ミネソタ州の韓国への輸出額は過去10年間で2倍以上増えて、昨年7億200万ドルを記録した。
2000年当時ミネソタでは14位だった貿易国だった韓国が、昨年は6位までに成長した。ミネソタ州貿易交易総括
ケイティ・クラーク氏はスタートリビューンの電話取材に、“今回のFTAはここ16年間に締結したFTAで最も商業
的に重要な協定だ”と話した。
世界的な穀物業者のカーギルのチーム ロシュ広報担当者も、“私たちは今回の協定に対して非常に熱狂
している”と明らかにした。“今回の協定を通じて私たちの主要生産物である、とうもろこし、小麦、豆、冷蔵豚肉、
冷凍豚肉などを公平に障壁なしで輸出することが可能になった。これは私たちに本当に重要だ。正式発効され
て本当にうれしい”とした。
カーギルをはじめとする農産物輸出企業は、関税が最終撤廃されれば年間18億ドルの輸出増大効果がある
と見通した。ミネアポルリスの商務省ジェネルウェイク氏も“関税撤廃をはじめとして、これと関連した障壁撤廃
により米国国内総生産が毎年120億ドルずつ増え、また米国の輸出額も毎年110億ドル増えるものと見られる”
と明らかにした。
平均して米国の対韓輸出企業は現在6.2%の関税、年間13億ドル程度を支払っていることが明らかになった。
一部の関税は23%に達している。逆に韓国から米国に入ってくる製品の関税は平均2.8%にとどまっていると同紙
は伝えた。一言で言えば穀物などの分野では米国が絶対損をしない商売だというものだ。
(1/2) つづきます
>>277 つづきです
15日発効される韓・米FTAでは、韓国が米国から輸入する代表的な農産物である、ジャガイモ、とうもろこし、
小麦などの穀類の場合、とうもろこしでは7年間で328%の関税が撤廃される。米国から輸入される生豚ばら肉の
関税22.5%は、10年かけて毎年約2.2%ずつ徐々に引き下げされる。
年間500万ドル相当が米国から輸入されている食用ジャガイモ関税は、304%で非常に高い水準にある。しかし、
季節関税を導入するため、12月から翌4月までに輸入する物量(約3000t)の場合は関税が即時撤廃される。米国
産輸入オレンジは、ミカン出荷シーズンの9月から翌2月までは現行関税50%を維持するが、無関税クォーター物量
(初年度2500t、毎年3%増量)が大量輸入される予定だ。オフシーズンの3月から8月までは関税率が30%引き下げ
されて、7年間で年次的に関税が撤廃される。
21%の税率が適用されている米国産乾葡萄も関税が直ちに撤廃される。韓国は米国から乾葡萄輸入量の大半に
あたる年間およそ3500tを輸入している。
(2/2) 以上です