米“韓国側に薬価追加措置なければ紛争手続き” 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20120307/44575399/1 カークUSTR代表、ハッチ上院議員に書簡
米国政府が、韓・米自由貿易協定(FTA)に含まれている薬価決定手続きと関連して、韓国政府の追加立法
措置がない場合、必要ならば紛争手続きを進行するという方針を決めたと、6日(現地時間)伝えられた。
この日米通商専門紙'インサイド USトレード'によれば、ローン カーク米貿易代表部(USTR)代表は先月21日、
オーリン・ハッチ上院議員(共和党 ユタ州)に送った書簡で、このような立場を確認した。
議論になっているのは、韓国の関係当局が製薬業者との交渉等を通じて決めた薬価に対して、該当業者が
異議を唱えた場合、外部専門家がこれを再検討できるようにする内容だ。
これと関連して、米業界団体の医薬研究製造業協会(PRMA)は、韓国政府の'薬価独立的検討'手続きが、
すべての薬品を対象にしていないとして、これに対する追加措置を促していると分かった。
しかし韓国製薬業界では、米企業等がこれを利用して薬価を高く設定しようとするのではないかと、憂慮を
示している。
米業界関係者は、"ハッチ議員が議会で韓国の薬価独立的検討手続きと関連して、積極的に動いている"と
して、"駐米韓国大使などを対象に、個人的にもはたらきかけている"と伝えた。