なぜ韓国映画は、米アカデミー賞にノミネートされないのか 【東亜日報】
http://news.donga.com/Enter/Series01/3/09/20120306/44541745/1 http://news.donga.com/IMAGE/2012/03/06/44541634.2.jpg http://news.donga.com/IMAGE/2012/03/06/44541706.2.jpg ■50年にわたる挑戦、最終候補に一度も選定されず
韓国映画の‘アカデミー残酷史’はいつまで続くのだろうか。
先月27日(韓国時間)発表されたアカデミー外国語映画賞は、イランの‘シミンとナデルの別居(訳注 邦題
『別離』)’に決定した。アカデミー賞に1956年から外国語映画賞を設置されてからというもの、韓国は1963年
シン・サンオク監督の‘離れの客とお母さん’から、ずっとこの賞に挑戦してきたが、今回も受賞に失敗した。
さらに国内映画は、最終候補5編にすら一度も名前を上げることができない侮辱を受けた。今年この部門には
60ヶ国以上の作品が出品された。
2000年以降、韓国映画は産業的にも芸術的にも大きく成長して、世界3大映画祭(カンヌ、ベルリン、ベニス)
では、監督賞、主演女優賞などを受賞したが、唯一アカデミー賞では劣勢を免れなかった。これまでに日本や
台湾など他のアジア諸国は、受賞名簿に着実に名前を上げた。2000年以降だけ見ても、日本は2009年瀧田
洋二郎監督の‘グッバイ’、台湾は2001年にリアン監督の‘臥虎蔵竜’で受賞した。
専門家は、まず賞を選定する6000人あまりのアカデミー会員(監督と俳優、スタッフなどで構成)で、韓国映画
の認知度が低いという点を指摘する。監督、俳優のハリウッド進出が振るわないのも、韓国映画のイメージが
弱い理由だとされる。
チョン・チャンイル釜山(プサン)国際映画祭プログラマーは、“イランや日本など他のアジア諸国は、ハリウッ
ドにスタッフが多い。これらが自国映画の認知度をアップしている”として、“私たちも最近活発になった韓流を
積極的に活用して、存在感を高めなければならない”と指摘した。
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ヨーロッパの映画祭と、アカデミー賞の選定基準が異なっている点にも注意しなければならないという分析も
ある。ヨーロッパの映画祭は独創性と創意性を重要視するが、アカデミー賞は作品の完成度を考慮するという
分析だ。ファン・チョルミン世宗(セジョン)大映画芸術学科教授は、“比較するならば3大映画祭が‘神童’を探す
のに比べて、アカデミーは‘職人’を探す。我が国の映画はストーリーテリングが弱いために、いつも受賞に失敗
する”として、“映画批評の水準を高めなければならない”と話した。
3大映画祭でさらに奮発すれば、アカデミー賞の受賞は可能だという指摘もある。韓国映画が3大映画祭で
グランプリを受けることができないのも問題だというものだ。パク・ドクホ映画振興委員会国際事業センター長は
“カンヌ、ベルリン、ベニス映画祭では、イラン、タイ、日本映画はグランプリを受賞したが、我が国は最近5〜6年
間競争部門に名前も上げることが出来ない場合が数多い。国際映画祭で競争力が高まれば、アカデミー賞も
ついてくるだろう”と話した。
昨年のカンヌ映画祭で長編競争部門に上がらなかった韓国映画は、今年5月の同映画祭を控えて期待を高め
ている。この映画祭で二度の主演女優賞を受けたイジャベルウィペルが主役を演じ、ホン・サンス監督が演出した
‘他の国で’、‘下女’と、2010年競争部門に招請されたイム・サンス監督の‘お金の味’、パク・チャンウク監督の
ハリウッド進出作である‘ストーカー’などが、今年のカンヌ有力候補として議論されている。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <ノーベル症の次はアカデミー症ですか。金正日と一緒に「男はつらいよ」全作品を各100回以上
見てはいかがですか。天国だか地獄だかは知りませんが。