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青年よ中東を目指せ、海外建設人材4800人育成へ 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20120225/44314643/1 http://news.donga.com/IMAGE/2012/02/25/44314641.1.jpg 原子力発電所建設を含め、海外プラント事業が‘第2中東建設ブーム’を起こしていることから、雇用創出の
新しい動力源として急浮上している。政府もこれに備えて、原子力発電所および海外建設人材の育成に乗り
出すなど動きが活発になっている。
政府は24日李明博大統領主催により、ソウル中区(チュング)西小門洞(ソソムンドン)の海外建設協会で
非常経済対策会議を開いて、△海外建設市場△原子力発電所△中東地域の3分野で専門担当者育成と
雇用創出を大幅拡大するという内容の、‘海外専門担当者育成および支援対策’を発表した。
○“中東を捕れ”、兵役・税制で総力支援
知識経済部はこの日の報告で、“今年国内企業が原発産業分野だけでのべ5000人以上の新規人材を採用
する予定”として、“2017年にはアラブ首長国連邦(UAE)原子力発電所だけで、我が国の人材が最高4307人
まで必要だ”と明らかにした。知経部によれば、韓国水力原子力(1090人)、韓電技術(240人)、韓電原子力燃料
(139人)、韓電KPS(172人)、斗山(トゥサン)重工業(177人)、現代建設(2630人)、GS建設(434人)等、主な原子力
関連企業による今年の原発関連採用規模は5036人に達する。
国土海洋部は、今年大卒青年層3500人を含む4800人の海外建設人材育成に乗り出す。最初に青年層の
海外建設現場就職を活性化するために、大卒者対象短期実務教育人員を昨年の2500人から今年3500人に
増やすことにしている。
http://news.donga.com/IMAGE/2012/02/25/44314634.1.jpg 李大統領は24日、ソウル中区西小門洞の海外建設協会で、中東地域専門担当者育成案を主題とする非常
経済対策会議を開いて、中東進出企業と人材に対する支援案を議論した。李大統領は中東進出労働者へ
税金と教育費恩恵を与える案を検討するように指示した。キム・ユン大林(テリム)産業副会長、カン・ヒョン
ジョン ウルトラ建設代表、李大統領、イ・ソンジュ インフィニットヘルスケア代表、チェ・ハンヨン三星ソウル
病院院長(左から)。
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また、大学の最後の1学期を海外建設実務教育期間として、これを単位認定する‘実務学期制’を導入する。
若者の海外建設現場勤務を誘導するために、兵務庁と協議して海外建設分野の兵役特例対象を、大企業に
も拡大する計画だ。
李大統領も、中東進出を希望する企業と労働者のために、所得税減免恩恵および同伴子弟の教育費負担
軽減策を用意するように指示した。李大統領は“労働者が実質的な恩恵を得られるように、一時的な労働所得
控除支援案の検討を望む”と話した。パク・ジョンハ大統領府報道官は“海外建設現場勤務労働の所得税免税
上限を高める方向で検討できないか”と説明した。また李大統領は“進出先政府と交渉して、現地に定着した
企業の子弟が、該当国民と同じような(教育費を)支援を受けることができるようにしてみなさい”と指示した。
○海外人材需要急増
政府が原発やプラント専門人材育成に力を入れるのは、原発市場が大きくなり、オイルマネーを再投資して
いることで中東地域のプラント発注規模が拡大するなど、海外で新たな機会が開かれているためだ。国土海洋
部は‘第2の中東ブーム’が起こっていて、海外建設現場へ今年だけで2200人の追加人材が必要で、2015年
までにさらに1万4000人の海外建設人材が必要になると推算した。
UAE原子力公社は、韓国が現在の建設しているUAE原発4基の運営人材も100%韓国側が提供するように
要請しているため、人材需要はさらに増えるものと見られる。UAE原発設計と建設、運転などに必要な人材は、
2020年まで年間1000〜4000人に達する。UAEだけでなく、最近では李大統領のトルコ訪問をきっかけに加速
している、トルコ原発受注関連交渉再開も、原発専門人材採用展望を一層明るくしている。トルコ政府の積極
的な交渉再開要請により、韓国実務代表団が今月トルコ現地に出発する予定だ。
原発建設人材需要だけが急増するのではない。最近では大型建設会社が火力・太陽光・風力などプラント
建設領域の多角化に力を入れているため、関連分野の人材需要も同時に急増する傾向だ。三星物産、現代
建設、GS建設、SK建設、慶南(キョンナム)企業などが、今年上半期海外プラント経験者採用広告をすでに
出している状態だ。国際エネルギー機構(IEA)によれば、昨年2800億ドル規模であった世界発電プラント市場
は、2020年には4080億ドル規模へ拡大するものと見られる。ビョン・ソンジン未来アセット証券研究員は、“海外
プラント市場攻略成功如何に、建設業者の成果が決定付けられている”として、“国内建設業者が収益性強化
のために、海外プラント市場進出を加速しているだけに、関連人材需要も急速に増えるだろう”と話した。
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