ソウル ガソリン価格史上最高値更新 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/02/22/2012022201455.html ソウル地域のガソリン価格が史上最高値を更新した。
22日韓国石油公社オイル価格情報サイトのオピネットによれば、この日午後1時30分現在、ソウル地域
ガソリンスタンドの普通ガソリン平均価格は1Lあたり2068.43ウォンを記録した。前日より3.65ウォン上がった
いて、昨年10月24日に記録したこれまでの最高値(2067.26ウォン)を超えた。汝矣島(ヨイド)国会前の慶日
ガソリンスタンドでは、1L2375ウォンでガソリンを販売するなど、ガソリン価格が2300ウォン台のガソリン
スタンドも増えている。
全国ガソリンスタンドの普通ガソリン平均価格も、史上最高値に近づいている。昨日には1990.27ウォンを
記録した全国ガソリンスタンド普通ガソリン平均価格は、先月6日から48日連続で上昇を見せ、今日も上昇を
見せている。全国普通ガソリン平均価格の史上最高値は、昨年10月3日に記録した1993.17ウォンだ。
国際石油価格はしばらく高値行進を継続するものと見られる。ヨーロッパ国家がイラン産原油輸入を中断し、
中国とインドもイラン産原油輸入を10%以上縮小するという計画を発表した。ギリシャ救済金融パッケージに
対する承認も国際石油価格に火をつけた。ドバイ原油価格は1バレル117.69ドルを記録していて、シンガポー
ル現物市場で取り引きされる普通ガソリン価格は、1バレル130.1ドルを記録中だ。精油業界関係者は“国内
石油価格は国際石油価格に絶対的な影響を受けるので、今のような状況ではしばらく石油価格も上昇を
避けることは難しいだろう”と話した。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201202/22/2012022201308_1.jpg ▲最近3ヶ月間の全国ガソリンスタンド普通ガソリン平均価格推移
ガソリン価格が連日天井知らずに上がっていることから、石油類税引き下げを主張する声が少しずつ出て
きている。パク・ジュソン民主統合党議員は最近、“国際石油価格が9ヶ月ぶりに最高値を記録していて、庶民
負担もますます大きくなっている”として、石油類税率を10%引き下げなければならないと政府側に促した。消費
者市民会も、政府が国際石油価格上昇期に石油類税収が増えるのだから、国民負担を減らすために石油類
税を低くしなければなければならないと主張している。
政府は相変らず、ドバイ原油1バレル130ドルを石油類税引き下げの基準として捉えている。それ以前に石油
類税を引き下げても効果が少ないため、簡単に決定できないという立場だ。